みなさん、おはようございます。今日も1日頑張っていきましょう🌟
JN(ヨーヨーの全国大会)のシード選手の情報を少しでも取り入れて、JN観戦を楽しんでいきましょう!
ヨーヨーの大会って何?
どんな選手が出るの?
初めてJN観戦するよって人に向けて、部門別にシード選手を紹介していきます。
私と一緒におさらいしていきましょう!
今年のJL241A優勝選手のフリースタイルを細かく分析している記事になります。深く楽しみたい人はこちらもどうぞ。
tricklabさんの有料記事になりますが、ヨーヨーの公式大会に対する理解を深めたい方には良い記事となっております。
- 大会概要
- 部門の概要
- シード選手一覧、過去のフリースタイル動画
- マツダ シュン選手
- トクブチ アキトシ選手
- イガラシ リョウ選手
- イタニ ハヤト選手
- ノダ ケント選手
- カツマタ ヒロキ選手
- ハスミ イヅル選手
- ナカムラ リュウイチ選手
- イケダ ダイキ選手
- ホサキ ヨシユキ選手
- コイケダ アキラ選手
- サトウ ユウト選手
- クガイ ユウイチロウ選手
- カスガ アユム選手
- トヤマ トモキ選手
- トリタ ヨシタカ選手
- オリタ ユウスケ選手
- フルタ イッペイ選手
- アサハラ ツカサ選手
- ヤマシタ ヤマト選手
- ノグチ ハルト選手
- テラダ マサヒロ選手
- カシワヤ ユウタ選手
- ナカジマ アトム選手
- イジ マサハル選手
- フジイ カイチ選手
- オク ヒデヤ選手
- ハラ ヒロミチ選手
- タカセ ソウ選手
- ミヤザキ トオル選手
- カド タツナリ選手
- モリイ カズキ選手
- コデショ サトシ選手
- ウチハシ ソラ選手
- サワヤ ヨウシュン選手
- 最後に
大会概要
JN24(全国大会)
JYYF JN24ページ
大会英名:Cloud Native Inc. Presents 2024 Japan National Yo-Yo Contest (JN24)
大会和名:クラウドネイティブプレゼンツ・2024年全日本ヨーヨー選手権大会
開催日: 2024年6月15日(土)-16日(日)
会場: 神奈川県横浜市「横浜市教育会館」
協力: 横浜市教育会館(リンク先は会場HP)
両日共に、オンライン配信がされます。
youtube
二日目はニコニコ生放送で、城戸慎也さんの実況解説つきで放送されます(この人です)
こんな感じです。(2023年度)
部門の概要
1Aとは、1個のヨーヨーを使って行う競技です。最も競技人口が多い部門です。公式イメージカラーは青色です。
- 1A部門(ワンハンドストリングトリック)
1つのストリングトリック用ヨーヨーを使用し、ヨーヨーとストリングの接触・マウントを基本とするフリースタイル
(1つのヨーヨーを1本のストリングに固定し、ヨーヨーが固定された反対側のストリングは片手に固定すること)
1個のみでしか使えない唯一の部門です。技のバリエーションも多くプレイスタイルが多く見られるのもこの部門の面白さだと思います。
1〜3Aの部門は、ヨーヨーの個数に規定があります。
シード選手一覧、過去のフリースタイル動画
1A準決勝シード選手は35名
準決勝はワイルドカードからの7名を含めて 42名で行われます。
決勝の枠は10枠です。
フリーを見て、自分が知っている知識と個人的感想を述べています。 間違い等あればお問合せフォームからお知らせください。
同姓同名の可能性もあります。ご注意ください。
過去のフリースタイル動画は、Youtubeチャンネル yoyovideoachive様から拝借します。(チャンネルページはこちら)
マツダ シュン選手
今年度EJ3位。鬼気迫る演技
今年のEJは特にすごかった。
コバヤシトウヤ、ミヤザキトオルの両選手が特に際立っていた1のですが、改めてマツダ選手のフリースタイルを見て欲しいです。
両選手に負けない鬼気迫るフリースタイルです。特に終盤、楽曲の一番盛り上がり大サビ。
ビハインドのコンボから腕のコンボに繋がり縦コン2での猛追をするところ。
その直前に停止、交換、交換に手間取ってしまい、なかなかリズムを作りにくそうな中のサビは震えました。
JNでのフリーに期待がかかります。
トクブチ アキトシ選手
昨年度世界14位。yoyofactory所属。不屈の精神
2023年度JN決勝進出として、準決勝シードを得ています。
2022JN 3位
2022OWYYC 2位
2022EZONE SS部門優勝
2023WJ 優勝
2023JN 3位
2023世界14位
動画では2010年から2015年までコンスタントに大会出場し、そこから5年間休みがあって2020年に復帰しました。私が始めた時期と重なる時期で、そこからずっと大会シーンの最前線にいます。こうへいのヨーヨーチャレンジ3にも出場し、たかのこうへいさんに大会の時のアドバイスをしています。
2021のJNで、音楽が鳴りだすも止まってしまうトラブルがありました。
トップを争う人たちは、3分のためにピークを持ってきますので、ルーティーン、メンタルコントロールをバッチリした状態で臨んだ中でのトラブルだったので、再び仕切り直して演技を始めましたが、なかなかリズムに乗せることができませんでした。
しかし、歴戦の猛者であるので、そこから盛り返してなんとか演技を終えますが、今後の対策やルールに記載されることになりました。
それまでのトクブチ選手の大会に対する臨み方として、とにかくルーティンを本番と同じようにしてメンタルのコントロールをするものでしたが、今回の音楽一つトラブルで崩れてしまったことを振り返り、アクシデント、予想外のことに対応することも必要と語っていました。(なんかの動画で聞いた覚えがありますが、出典忘れましたごめんなさい。)
本当に強い。まさに、意志の力4
復帰後4年目の挑戦となります。期待していきましょう。
イガラシ リョウ選手
昨年度JN9位。熱狂の神速
2023 NYC1A優勝
2021 JN 9位
2022 JN 5位
2023 JN 9位
2020はシード権がありましたが、出場がありませんでした。(コロナ禍もあったからでしょう)
近年頭角を表してきた選手です。
いや、速い、速すぎる。
そして力強いスロー。目にも止まらない高速レール。強気でアグレッシブなスタイル。
もう、ごりっごりのパワータイプ。もうみんなが大好きなプレイスタイルです。
ごめんなさい、主語がデカすぎました。
この力強いフリースタイルにJNでも期待が高まります。
イタニ ハヤト選手
EJ3位。Mowl所属。オーディエンスキラー
戦闘力の高いフリースタイル、私は勝手にそう呼んでいます。
非常にアグレッシブなスタイルで、ダイナミックにヨーヨーが動きます。
力強いホリゾンタルから、体も大きく動かしながら糸をとらえる様は、梟5が森の中の獲物を掻っ攫うような印象をもたらします。
自身のシグネチャーモデルであるAeroDynexの紹介文にあるように
「空中を支配し、アグレッシブで、予測不能」
そんな言葉がぴったりです。
Mowlの梟は朝に飛ぶ。6
ノダ ケント選手
EJ8位。Yoyofactory所属。音魔術師
いわゆるゴチャ系トリックを音ハメするフリースタイルをする選手です。
音の合わせ方がリズムに合わせるだけでなく、曲想に合わせてヨーヨーの動かし方を変え、観客とヨーヨーパフォーマンスを音楽が補助するように見えてくる不思議です。
すごく心地が良いフリースタイルです。
ゴチャ系なはずなのにそんなスピードでどうやって間違えずに載せることができるのか・・・。
シグネチャーヨーヨーの名前がABYSS。深淵という意味です。音の深みにはめる、ヨーヨーを掘り下げていく、身を潜める。そんなキーワードが思い付きます。
競技ヨーヨーって超高速でトリックを行うため常にストリングを通じて存在感を感じたいものだと思うんですが、このヨーヨーはあえて「存在感を消す。」ことをテーマに設計されています。
それがノダ選手の音楽の曲想に合わせたフリースタイルにつながるのでしょう。
準決勝はどんなフリースタイルを見せてくれるのか楽しみです。
カツマタ ヒロキ選手
WJ3位。小田原ヨーヨー練習会所属。ぷるぷる系糸魔術師
2A部門に引き続き1A部門でも出場です。
柔らかいスローから繰り広げられる巧みな糸魔術7の数々。
後半には、二つ名の由来にもなったストリングがぷるぷるしながら作られるGT8はまさに魔法のようです。
柔らかいスローなはずなのに、いつまでも続くスローはヨーヨーのコントロールする力の高さが伺えます。
カツマタ選手は、ファーストと呼ばれています。
小田原練習会には、ワイルドカードに出場するカツマタトキオ選手がおり、同じカツマタなので、早くに生まれた方ということでファーストと呼ばれている・・・らしい。(これまたご指摘いただきそうな内容。)
ハスミ イヅル選手
SJ予選4位。喰らいつく者
SJの1Aは大波乱でした。
「予選通過者は、3名です!」
読み上げられる名前、そこにハスミ選手の名前はありませんでした。
2020JNチャンピオンが予選落ちなんて恐ろしい地区大会・・・。
ただ、ハスミ選手はJNに戻ってきました。決勝ボーダー9に叩き落とされたかもしれませんが、崖っぷちにしっかり捕まっています。
完全に落とされなければ、復帰できることはハスミ選手がよく知っていること10でしょう。
当日が楽しみです。
ナカムラ リュウイチ選手
昨年度世界2位。絶叫を奏でる者
2023年のJN決勝進出者として、準決勝シードを得ています。
22歳にしてこのヨーヨーさばき。
いや、もう、強すぎる。
もう私の語彙力と知識では彼のフリースタイルを表現することができません。
2018のJJでは、全部門に出場しました。そして全て決勝に上がっています。(規定トリック部門か・・・!?)
一本のストリングと一つのヨーヨーをタクトのように振り、観客の絶叫を楽器のように会場を埋めつくす。
「叫ぶところはそこじゃないだろう?」と見える笑みが最高にクールです。
ヨーヨーもストリングも自由自在。
もはや死角はなし。狙うはてっぺん。競技ヨーヨーの歴史を再び創り上げるか・・・?
イケダ ダイキ選手
昨年度JJの上位10名からのシード権を得ています。
EJではめっちゃきまってましたねえ・・・。
JJでの演技ではスーサイドキャッチが多めに構成に入っていました。
そしてこの予選でもしっかり構成に入れてきました。
自分の武器をみがきあげてJN準決勝に挑みます。楽しみです。
ホサキ ヨシユキ選手
なんやこのえちえち衣装は・・・
昨年度のNYCの動画では、3Aみを感じる動きが多かったのですが、
今回のフリースタイルをみると、
「1A選手かな?」
と思える動きに見えます。技が変わったのか?
ご自身のSNSアカウントでも、このフリースタイルを作るにあたって1Aプレイヤーからアドバイスを受けたと書いてありましたので、おそらく書いてある以上、私の想像以上に指導を受けたのだと思います。
JNではどんなフリーを見せてくれるのか楽しみです。
コイケダ アキラ選手
2021年より出場、競技4年目となります。
・・・・4年目・・・?
ヨーヨーの動かし方も綺麗、糸の張りも美しい。構成はまさに競技ヨーヨー
おそらく、たくさんの動画を見て研究し、練習会でプレイヤーたちのアドバイスを素直に聞き練習を重ねてきたと思います。そうでないとこの成長速度は考えられない。
開催のヨーヨーコミュニティは競技に寄っているとお聞きします。その分、競技ヨーヨーに対する理解が深い集団がいくつもあり、修正改善が速いのだと思います。
しかし一番はこの選手の努力、というより継続した改善の積み重ねでしょう。
JNではどんな演技に仕上がっているのか楽しみです。
サトウ ユウト選手
WJのこのフリー見た時ビビりましたほんと。
技術は超一流。ヨーヨーを完全に手中に掌握しています。
ストリングもバンバン飛びます13。
enのプロトタイプは大神というヨーヨーらしいです。(詳しくはテルヤさんnote参照)
スポンサード14である以上、そのヨーヨーのパフォーマンスを示すには、広告していく必要があります。コンテスタントであれば、競技大会において成績を残すことになりますが、サトウ選手はその役目を十分に果たしているでしょう。
サトウ選手の繊細な技術が必要とする技に対して、最大限のパフォーマンスを発揮するヨーヨーの性能を見せるには十分すぎる結果だと思います。
EJでの勢いをJNまで持っていけるか楽しみです。
クガイ ユウイチロウ選手
いやこれで予選通れんとかWJ魔境すぎんか。
ヨーヨーさばきが上手い人 という表現をしていますが、ストリングを通してヨーヨーへの力の伝え方が上手いんだと思います。体幹もしっかりしていて体がほとんどぶれません。
その点がボディコントロール15という点で評価されています。
大きなミスが2つほど見られてTE16が思うように伸びませんが、FE17が29点と高得点です。
それはこの選手のポテンシャルの高さを示すのに十分な数値でありますし、1分の中のミスが予選と決勝を分つ差であることを十分に示すことでしょう。
準決勝でのパフォーマンスが楽しみです。
カスガ アユム選手
会場に入った瞬間のどよめきに気づいたでしょうか。
私は現地で観戦していましたが、あの空気はカスガ選手しか作れない空気でしょう。
レールプレイヤーを数々紹介してきましたが、速度は私の知っている範囲では彼が一番と思っています。2023はおそらくレールで稼ぐよりもホップで稼ぐフリーを作ったのかもしれません。
彼を表す言葉は、どうも強い言葉になりがちです。
暴力、荒々しさ、粗暴、剛腕、爆発……
2023にその野生の力を残しつつ、鋭さのようなものを感じました。再び創造する前には破壊が必要です。
SNSで彼の姿が出ている画像を見た時に真っ先に彼の指に目が行きました。
ボロボロになった指でスマホを覗く姿。
ステージでの振る舞いに対する積み重ねる努力が見える手でした。
彼のステージが楽しみでならない。いつもの大きい主語を使うと
みんなァッ!? 楽しみだろおおォーーーーッ!???
トヤマ トモキ選手
いや前回も技の幅が広いと書きましたけど、本当にレパートリーがすごい。
柔らかいタッチでヨーヨーを操り、緩急のついた動き、レールもどことなく柔らかい印象を受けます。ヨーヨーはふわふわと動いているように見えますが、確実にストリングをとらえてしっかりとマウント18させています。
まさに、「ヨーヨーは友だち!」
北海道からチーム友だちは、4年ぶりの決勝を目指します!
トリタ ヨシタカ選手
まさか、トリタ家19で決勝枠を取り合うことになり、ボーダーとなるとは・・・。
正直もうこのレベルで地区決勝上がれないのは本当に混沌を極めるようになってきました。
決して悪いフリースタイルじゃないと思うんです。ただ、より競技者全体のレベルがすごいスピードで上がってきたということなんでしょう。
ミスが少々あったぐらいと思いましたが、その少々がボーダーとなるようなピリピリした予選です。
これが競技ヨーヨー、恐ろしい。
プレイスタイルは柔らかいタッチで多くの技をワンスローにどんどん詰め込んでいきます。
スリープコントロール、ヨーヨーのコントロール力が高いとできないことでしょう。
(私がやったら技を一つやってキャッチしないと持たないです笑)
準決勝の1分半でどんなフリーをするのか楽しみです。
オリタ ユウスケ選手
相変わらずスローが美しい。
ゆるく見えますが綺麗な円軌道を描くスローがヨーヨーに絶妙な回転力を与えていて、丁寧な動かし方でスリープロスを減らしています。
変幻自在のストリングでまるで魔法にかかったかのよう。
ただ今回のWJのフリー序盤ですが、私には何か力みのようなものを感じました。その分ちょっと点数を伸ばせなかったのかもしれません。
しかしそれでも長くWJに出場している選手、JNシード権をなんとか勝ち取りました。
JN準決勝の舞台、綺麗な糸さばきが楽しみです。
フルタ イッペイ選手
ジュニアってカテゴリを名前だけで判断すると、まだまだ子どもなんだなと思いますけど、
競技ヨーヨーのジュニアは、ジュニアじゃありません。 もう立派な戦士です。
目にも止まらない高速の技の数々は大人顔負けです。
前回はフックの強みを紹介しましたが、予選ということもあって確実に加点を取る構成にしたのでしょうか。手数を多く取るコンボが多用されているように感じます。
そのせいか、今回のCJではヨーヨーが先行して動いているような気がします。CJでは思うような結果が出なかったことでしょう。JNではその分爆発させて欲しいです。
アサハラ ツカサ選手
あなたのGTはどこから・・・?
巧みなストリングさばき、ヨーヨーの動かし方、繊細なコントロールが要求されるインフルエント系の数々
そしてなにより、音楽との調和が半端ない。中盤の縦コンで音楽に合わせて前進する姿は行軍に見えました。
これは、まさに比類なきヨーヨープレイヤーと言えるでしょう。
これを目の前で見ていたのですが、あまりにも凄すぎて声出ませんでした・・・。
今年もJN決勝進出なるか・・・?
ヤマシタ ヤマト選手
JLでは戦国がスポンサーではなかったので書けませんでしたが、まさにラストサムライです。名前がもう武士なんですよ・・・。
ストリングがバチバチに形が定まったまま飛び、まさに鋼がはいってるんじゃないかって レベルです。
ヨーヨーの動きにどこか力強さを感じ、ソリッドな感じを持つレールコンボは見ものです。
侍がJNに殴り込みです。
ノグチ ハルト選手
いやほんとにムーディな雰囲気ただようスタイルの選手です。
適度に体の力が抜けていて、どことなく自然体なスタイルはピリピリに張り詰めた競技の会場を少し和らげてくれるのではないでしょうか。
やはりヨーヨー屋さん、人生をヨーヨーに委ねているだけあって楽しそうにヨーヨーを振る。
自分もこうありたいものです。
JN初挑戦です。
テラダ マサヒロ選手
前回、所属チームはバキバキの武闘派チームと書いた上で、テラダ選手をゆるふわタイプと称しました。
大変申し訳ありませんでした。今年のフリーを見て考えを改めました。
彼もバッキバキの武闘派です。ヨーヨー界のマッシュです。
いや、糸魔術は使うけど・・・。
糸魔術とゴリっゴリのマッチョなスタイル。
ストリングはしなやかに、ヨーヨーは力強く。
糸魔術の概念を再創造してくれることでしょう22。
カシワヤ ユウタ選手
わたしこれ目の前で見たのですが、
「いや、糸そんな風に飛ばんやろ」って笑ってしまいました。
テラダ選手は物理に振ってきましたが、カシワヤ選手はバチバチに魔法使いタイプです。
しなやかさが半端ない・・・。
とげとげのカウンターウェイトでフリーさせられそうになる動画があり、
バラエティもいけるのか・・・と思ったのは内緒。
2020年JNチャンピオンから4年経ちました。大きな転機となったことでしょう。
今年はどんな魔法を見せてくれるのか楽しみです。
ナカジマ アトム選手
またしてもビジュが違ったので最初ナカジマ選手と判断できませんでした。
これは間違いなく推し曲ですね。表情が今までと違います。
ナカジマ選手は、結構かっこいい系、固めな曲をよく選ぶのかなあと思っていましたが、こういう明るい曲の方がめちゃくちゃあっているのでは・・・?と 思えるような素晴らしいフリーでした。
音にあわせて演技していることがよく伝わるフリーです。
今年もJN準決勝に挑みます!
イジ マサハル選手
EJの配信では震えました。
トップバッターノーミス。2位通過。
演技終了後に入るイジ選手の雄叫び。
その後のミヤザキ選手。EJの1Aは会場がどよめいたことでしょう。
決勝は惜しくも技が決まらないことが続いてしまい、最後もキャッチまで辿り着けませんでした。ある種潔さも感じられました。結果10位となりましたが、数字の差ほど選手間に差はないことの証明だったのではないでしょうか。
彼独特のレールの美しさやホップの通し方、載せ方がJNでも見られると思うと楽しみです。
フジイ カイチ選手
いやもうね、このフリーは吸い寄せられます。 もうかれこれ何回見たんでしょう。必ず最後まで飛ばさず見てしまいます。
MCコールからもう世界が始まってます。
とても繊細な楽曲、繊細なコントロールが要求される技の数々、所作。全てがカイチワールド全開です。時が止まったようなそんな感覚さえ覚えます。
最後に静かなバインドで終わり、会場の緊張感が解け拍手が起こる。
去年のJNで感じたナカムラカオル選手のフリーと同じです。
準決勝、会場で観戦するみなさんは、空気感を楽しんでください。
オク ヒデヤ選手
昨年度から競技ヨーヨーの大会に出場。JJ、B部門に出場です。今年はA部門出場し、もうこのフリースタイルです。
大人顔負けの技の数かず、体も柔らかく、ビハインド技も難なくこなします。
正直この先が楽しみでならない選手の一人。
今から追える選手の一人です。
関西のヨーヨーコミュニティは、競技向けなものが多い印象なのですが、この選手がどのようなルートで競技ヨーヨーをすることになったのか非常に興味があります。(関西圏にヨーヨーショップがあるわけでもない。それでも、練習会には子どもがいる写真をよく見ます。そういう話ぜひお聞きしたい・・・。)
ハラ ヒロミチ選手
あえて大きい主語で言いましょう。
超高速レールコンボはみんな大好き!!
前回も書きましたけど、最後の縦コンはカメラがヨーヨーの動きに追いついていないのでは・・・と呼べる速さでしたね。生見たらおそらく何がどうなってるんだろうと思うはず。
トレンドの首系も挟んできます。
ちなみに、SNSでヨーヨーの大会でキッチンカー出店したいと話していました。めっちゃいい夢・・・。
タカセ ソウ選手
JTの1A選手は糸が本当によく飛ぶ・・・。
タカセ選手は長いリーチを生かしてインフルエント系の技を多用し、現在の競技トレンドになっているダイナミックなホップの数々も決めていきます。
ストリングを自由自在に操る様はまさに彼の個性と言えるでしょう。
最後のぐるっと回ってスーサイドキャッチGTは、あれミスったらストリング絡んでほぼ交換必至の技だと思いますが、構成に入れるあたり強心臓です。恐ろしい。
ミヤザキ トオル選手
前回の紹介で、首は三本目の腕と紹介しましたが、彼のフリースタイルに対する思いを聞いてみると、
腕として表現するのではなく、自分の目指したい表現方法を模索した中で首にたどり着いたと解釈しました。首技が評価されるミヤザキ選手ですが、表現の一つとして選択しているのでしょう。
スペースユース24に対して、新たな提案としてこのフリースタイルしました。
「ステージを使わないフリースタイル」このフリースタイルには、ステージを広く使わないと言う表現方法。効果的に使う部分という提案でした。ステージユースはそこまで伸びませんでしたが、一つの投げかけになったのではないでしょうか。まさに、フリースタイルの再創造。
その動かない姿、首にどんどんかかるストリング。もう私には、断頭台。ギロチンにしか見えませんでした。
さらに表現力に磨きをかけるミヤザキ選手から目が離せません。
カド タツナリ選手
なんだあの最後のぱぱっとやってできたかたち〜!!!! おそらくラセレーションニンジャスター!
2014年からの出場ですが、おそらくもっと前から出ている選手です。
所属するチームで競技に続けて出場している選手であります。昨年の世界大会ではチームメンバーが揃ったと喜ぶSNSの投稿がありました。
いつでも集まれる場所を継続して残しておくことは生半可な覚悟ではできません。
自分の得意な一発技を最後の最後に持ってきて、沸かせるのはほんといいフリースタイルです。
モリイ カズキ選手
綺麗なGTを作る訳ではなく、おにぎりくんと呼ばれているところからとっています。(出典不明)
本当に技が美しい選手です。すらすら〜って流れる技やステージ上のクールな立ち振る舞いです。
初めてお会いした時にはとても気さくな方で、SNSの発信では熱いメッセージを持っている。特にヨーヨーに対する熱意が強いです。
それはいろんな考えのあるヨーヨーという文化をより高い次元に持っていこうとしている、止揚25という考えに近いのかもしれません。
コデショ サトシ選手
今年のフリーはめちゃくちゃおしゃれでした。
楽曲はもちろんのこと、技のレパートリーの多さ、緩急のついた動き、流れるようなインフルエント系トリックが見ていて本当に気持ちの良い選手です。
技の幅が広いので加点となるトリックをたくさん構成に入れる選手が、近年のトレンドになりつつある首系26を入れてきました。やはり首でも美しいんですよねえ・・・。
準決勝でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
ウチハシ ソラ選手
若きJTの選手です。
プレイスタイルの様子から、ニシムラコウヘイ選手に強い憧れがあるのを感じます。
同じチームに所属する、憧れの選手であり、チャンピオン。
その背中を追いかける今熱いジュニアの選手です。
CJ覇者のカツダトウゴ選手とは共に切磋琢磨しあう仲です。
CJの表彰台で仲間のことを自分のことのように喜ぶの姿はぜひ見て欲しい。彼の人の良さでしょう。
Xで、JT製品が入った画像を載せるといいねをくれることが多いです。河野太郎なみのサーチ力(やめれとは言いません。)
CJの決勝は技がなかなか決まらない中不調な様子でしたが、JNの舞台ではどんなフリーを見せてくれるのか楽しみです。
サワヤ ヨウシュン選手
出す気あったんかああ〜〜〜い!!
このフリースタイルのインパクトでしばらく耳から離れませんでした。
ネタ曲と思うのですが、やっている技はごりっごりの競技の技で
トレンドであるホップ系、首系、ホリゾンタルをがっつり突っ込んでいます。
SJでは、マウントミス、一発技が決まらないなど加点に伸び悩んだことでしょうが、
最後まで自分らしいフリーをするあたりさすがと思いました。
JNではどのようなフリーを見せてくれるのでしょうか。
最後に
1A準決勝シード選手は35名
準決勝はワイルドカードからの7名を含めて 42名で行われます。
決勝の枠は10枠です。
決勝のチケットを手に入れるのはどの選手なのか、今から楽しみです。
この中から10名、決勝シード選手合わせて16名の決勝戦は、もう人智を超えたものとなるでしょう。
10枠を手にするのは一体誰なのか・・・。
- 両名はEJ1A部門の1位2位。 ↩︎
- フロントスタイルで行われるコンボのこと。とても早いコンボで加点を稼ぐと言われている。 ↩︎
- REWINDの動画企画の1つ。タレントの高野洸平さんがヨーヨーを購入したことをきっかけに、REWINDメンバーからの課題をクリアし成長していくヒューマンドラマ。2020年に始めた人間としては、この動画を見ながらヨーヨーの練習に励みました。再生リストは ↩︎
- トレーディングカードゲーム マジック:ザ・ギャザリングのカード。トクブチ選手のシグネチャーモデルのWillとかけている。 ↩︎
- Mowlのロゴに描かれている動物がフクロウ。 ↩︎
- AeroDynexの開発話で、イタニ選手が「僕、朝型なんですよね。」と話している。そのため、太陽のロゴが描かれている。 ↩︎
- スラックやリジェクション、ラセレーションといったいわゆる糸を飛ばす系の技をこのように呼んでいる。私が独自に使っているので、他で使うと通用しません。 ↩︎
- グリーントライアングルのこと。グリトラともいう。ヨーヨーと二本の指を頂点にした三角形をストリングで作るトリック。フリースタイルでは、止めの場面に使われるが、流れるように形が変わったりするので一瞬理解できないことが多い。 ↩︎
- 予選や準決勝から次のラウンドに上がるための基準のことをボーダーという。ギリギリ入れたり、落ちたりすることをボーダーと呼ぶ。詳しくはこちら。 ↩︎
- ハスミ選手は、任天堂のゲーム、スマブラが得意。 ↩︎
- 1Aのトリックの一つ。マウントされた形を保ったまま、スローハンドの周りを一周させる技。体を入れて体全体を回す時もある。詳しくはこちら ↩︎
- ホサキ選手自身、靴がお好きなようです。SNSにはお高い靴を載せていました。ヨーヨーよりも高そうです。 ↩︎
- ストリングを動かしてヨーヨーにかける動きのことを ストリングが飛ぶ と表現する。本当に上手い人は綺麗な形を保ったまま飛ばすことができる。かっぱ先生の苦手とする動き。 ↩︎
- 企業や団体から支援、またはそれらに所属している選手のことを指す。大会協賛団体であれば、MCコール時に紹介される。企業や団体の顔として出場しているため、ステージ上の振る舞いや人目につくところでの振る舞いが大事とされている。 ↩︎
- 公式大会フリースタイルの評価項目の一つ。ステージ上の振る舞いや体の芯がぶれない動きをしているか評価される。詳しくはこちら ↩︎
- 技術実行点のこと。ティーイーと読む。公式大会フリースタイルの評価の一つ。ジャッジが手にクリッカー(数取機)を持ち、加点対象の技が成功した、失敗したと判断した数を加点として数える。演技終了後に競技者全体の加点数を標準化(ノーマライズ)し60点満点で採点される。詳しくは公式サイトで ↩︎
- フリースタイル評価点のこと。エフイーと読む。公式フリースタイルの評価の一つ。TEとは違うジャッジグループがそれぞれの項目について評価し40点満点で評価される。30点を超えると超トップ層。35点を超えるとトップ層がかなり決まった時と私は判断しています。2023世界でKimMir選手が脅威の39点を叩き出し、岩倉玲選手が39.3点とおそらく過去最高得点を出し会場をどよめかせた。 ↩︎
- ヨーヨーをストリングに乗せること。えらそうにすることではない。 ↩︎
- C3選手のトリタレイア選手ときょうだい(のはず どちらが姉兄かはわかっていません。教えてください)。 ↩︎
- ていねいな暮らしという言葉が近年ありますが、手間暇かけるとかそういうのではなく、一つ一つの技が無理やりするのではなく、適切な力加減で程よく力の抜けたことを 丁寧な と表現しています。 ↩︎
- ハリーポッターに出てくる魔法を学ぶための学校のこと。糸魔術という言葉を勝手に使っているとふと思い浮かんだ言葉。かっぱ先生が考えた仮想の学校なので存在はしない。REWINDでヨーヨーアカデミーというヨーヨーに関する知識が学べたり、技を教えてもらったりするコンテンツがあるがそことは全くの別関係です。 昔SNSでもヨーヨー大学というハッシュタグを使って遊んでいた記憶もあります。 ↩︎
- そもそも糸魔術という言葉は今年になって私が使い始めたので、再創造もくそもない。 ↩︎
- 剣術における気合いの叫びのこと。「チェストー!」とかいうあれです。決してイジ選手を猿として蔑んでいるわけではない。 en と叫びとかけている。 ↩︎
- 公式大会フリースタイルの評価項目の一つ。会場を有効活用したかという項目。 ↩︎
- しようとよむ。異なる性質や対立等の2つの要素が、それぞれの本質を失うことなく、より高い段階で一つに纏められることを意味する。 ↩︎
- 首にストリングをかける技の総称。インフルエント系の技は手や足などにかける技とありますが、首は可動域が狭く、ヨーヨーも視界から消え、危険であることからインフルエント系とはまた違うジャンルのように感じています。 ↩︎
コメント
皆さん難しい技をかっこよく演じてらっしゃいますね。圧巻です。
本当に素晴らしい演技ばかりです。JN本番まであと一週間。
ぜひ最高のパフォーマンスを出して欲しいです。