【ヨーヨー】A部門のボーダーがあがったゾ

ヨーヨー

みなさんおはようございます。かっぱ先生です。1月下旬になって最強寒波到来ですね🍃体調管理に気をつけてくださいね。

 世界大会から4ヶ月ほどヨーヨーから離れていたのですが、どうやらA部門のボーダーが変わったみたいです。多くの人の関心を集めている内容だと思います。X(旧Twitter)(いい加減この表記どうにかならんものか)では、競技ヨーヨー人の声もちらほら散見しました。実際に2023年の成績で集計している方も見かけました。

参考:日本ヨーヨー連盟

どうして変わったの?

近年地区大会出場者のレベルが上がり、特に1A部門などで、レベルの高い選手が人数制限により決勝に出られない場面が増えてきたため、予選通過基準に関する見直しを行いました。

日本ヨーヨー連盟 2023JLフリースタイル競技 1A-5A部門より

確かに、「なんでこの選手決勝のステージ立てないの・・・」ってよくあるやつですよね。

A部門の決勝ボーダーが変わった。

 2023年度までのルールだと

予選(1分間のフリースタイル)は、どの部門においても参加者の人数に関わらず実施します。予選での獲得点が最終集計で30点以上の選手の数を基準に、決勝進出者の数を決定します。決勝進出者は10人を最大人数とします。

  • 30点以上の選手が 1~10人の場合 → 決勝参加者は30点以上の選手上位5人まで
  • 30点以上の選手が11~20人の場合 → 決勝参加者は30点以上の選手上位6人まで
  • 30点以上の選手が21~30人の場合 → 決勝参加者は30点以上の選手上位7人まで
  • 30点以上の選手が31~40人の場合 → 決勝参加者は30点以上の選手上位8人まで
  • 30点以上の選手が41~50人の場合 → 決勝参加者は30点以上の選手上位9人まで
  • 30点以上の選手が 51人以上の場合 → 決勝参加者は30点以上の選手上位10人まで

上記の数は、完全同点(小数点以下5桁まで一致)でない限り、点数が僅差の場合でも厳守します。決勝進出選手がなんらかの事情により決勝に参加できない場合でも、次点選手の繰り上げは行いません。

日本ヨーヨー連盟 2023JLフリースタイル競技 1A-5A部門より

2024年度からは

  • 50点以上の選手が 1~10人の場合 → 決勝参加者は50点以上の選手上位3人まで
  • 50点以上の選手が11~20人の場合 → 決勝参加者は50点以上の選手上位4人まで
  • 50点以上の選手が21~30人の場合 → 決勝参加者は50点以上の選手上位5人まで
  • 50点以上の選手が31~40人の場合 → 決勝参加者は50点以上の選手上位6人まで
  • 50点以上の選手が41~50人の場合 → 決勝参加者は50点以上の選手上位7人まで
  • 50点以上の選手が 51人以上の場合 → 決勝参加者は50点以上の選手上位8人まで
  • 上記の数は、完全同点(小数点以下5桁まで一致)でない限り、点数が僅差の場合でも厳守します。決勝進出選手がなんらかの事情により決勝に参加できない場合でも、次点選手の繰り上げは行いません。
日本ヨーヨー連盟HP JL24ーフリースタイル競技 1A-5A部門より

 とのことです。 ボーダーが 30点 から 50点 となりました。決勝進出者の人数が2人ずつ減りました。しかし、ここで追記

70点以上獲得の場合

原則として決勝進出となりますが、70点以上の選手が10名を超過した場合のみ上位10名が通過となります。

日本ヨーヨー連盟HP JL24ーフリースタイル競技 1A-5A部門より
かっぱ先生
かっぱ先生

図解がとてもわかりやすいです。是非ご覧ください。

「50点越えが何人いるかで枠が決まり、70点越えの人数次第で枠が増える。」と言った感じです。

JN(全国大会)へのシード、参加権も引き上げ

  1. 各地区大会ならびに昨年度(2023JN)の各A部門優勝者には、2024JNの決勝への出場権(シード権)が与えられます。
  2. 以下に記す条件に該当する選手には、2024JNの準決勝への出場権を与えられます。
    • 地区大会の各A部門上位10名(後日、失格者・辞退者がでても次点選手の繰り上げはありません)予選で50点以上を獲得した選手のみが対象となります。
    • 昨年度(2023JN)の決勝出場者(辞退者がでても次点選手の繰り上げはありません)
    • 一昨年度(2022JN)の決勝上位5名(辞退者がでても次点選手の繰り上げはありません)
    • 全国ジュニア大会(2023JJ)のオープンA部門上位10名(それぞれの演技したスタイルに対応した部門の出場権が与えられます)
  3. 上記の条件を満たさない選手は、土曜日早朝に開催予定のワイルドカードより参加することができます。

2024JN(全日本ヨーヨー選手権大会)への参加権獲得選手を以下に記します。決勝、準決勝への参加権をすでに獲得している選手も地区大会に出場し、地区大会のタイトル、全国大会決勝へのシード権獲得に挑戦することができます。

ただし、地区大会各A部門優勝の選手が昨年の全国大会優勝者で、すでに全国大会の決勝シード権を獲得していた場合、全国大会決勝のシード権が同地区大会2位の選手に繰り下げられます。(2位の選手もすでにシード権を持っている場合は3位の選手が対象)

日本ヨーヨー連盟 JL24 全国大会へのシード権、参加権についてより

こちらは、30点がそのまま50点になっただけです。

予選通過者数が減った理由は?

おそらくですが、通過人数の減り方に驚いている方が多いと思います。本年地区大会の予選通過者数についてに理由が書かれています。

これまではより多くの選手に決勝戦での演技を行っていただくため、会場を利用できる枠の中で、ギリギリまで各競技の時間を設けるよう調整を行っておりました。

しかし、実際に運営を行う中で、無理な進行スケジュールを組んだ結果、トラブル発生時などに進行スケジュールが予定時間から大幅にずれてしまったり、対応する現場スタッフ(現地ボランティアスタッフや遠方から参加するスタッフ)に負担が生じてしまったり、出場する選手にもご迷惑をおかけしてしまうケースが多々ありました。

(中略)

そして、昨年ようやくコロナによる影響が無くなり、参加選手・一般来場者も有り難いことに戻ってきていただいたことから、このままの状況での運営は困難であると判断し、大会全体のバランス(選手対応・来場者対応なども含めた全体の時間構成)を鑑み、予選通過者数のルール変更(上位5名→3名)を実施いたしました。

日本ヨーヨー連盟 NEWS・ブログ より
かっぱ先生
かっぱ先生

会場の借りている時間もあるので、人数が増えるとみなさんが帰るまで時間がかかりますからねえ。

さいごに

 参加人数が増えた(選手・観客共に)のは嬉しいことですが、同時に時間管理が大変になりそうです。大会が終わってすぐに

「早よかえりなはれ〜〜!」

と追い出すのも、運営として心苦しいことでしょう。余韻に浸りたいのもわかっていただいてることだと思います。

 昨年度に、ステージ上のコールを変更したことも時間短縮を図りたいことの表れだったのかもしれません。

以上、かっぱ先生のしょうもない話でした。

決勝ボーダーが変わったのは、選手のレベルが上がったことと、選手が安心して大会に臨めるようにタイムスケジュールのため。 そして、人が来るようになったから。

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