ヨーヨー練習会を作った経緯:練習会を作るには

ヨーヨー

近年、ヨーヨーイベントの盛り上がりや、徐々にプレイヤーが増えていることにより、突き当たる壁がいます。それは「練習会に参加してみたいけど近くにない。」

以前、ヨーヨー練習会について以下のように書きました。

・近くにあるなら、行ったほうがいい。
・ないなら、つくったらいい。
・継続するためのモチベーションを保つ場として活用したらいい。

しかし、作ったらいいとか言いながら本人は作っていないというのはちょっとあれなので、実際にヨーヨー練習会を作ってみたので、その時のことを紹介します。

今回から、連載企画「練習会を作るには」を開始します。(全4回を予定しております。)
初回は、ヨーヨー練習会を作るに至った理由と、そのとき気をつけたことをにしていきます。

・第1回 ヨーヨー練習会を作った経緯
・第2回 練習会を始める前に先輩に聞く。(練習会を作る前段階編)
・第3回 練習会を始めたら周知していく。(練習会を始めたらすること編)
・第4回 地域で顔を広めるには練習会だけじゃ足りない。(練習会以外のこと)

経緯

そもそも、練習会を開催した理由が、自分の地元にヨーヨーの文化を広げたかったからです。

かっぱ先生
かっぱ先生

わが町にあるメタルヨーヨーおそらく、全部我が家にある説。

を冗談で言っていましたが、あれ、結構寂しかったんです。

つまり、ヨーヨー普及です。やりたいと思ったことは主に2つ。

・自分の地元で現代ヨーヨーを体験してもらうこと
・ヨーヨーを始めた初心者たちが継続して取り組める集まり、場にすること。

現代ヨーヨーに体験してもらうこと。

少ない人口の地元ですが、現代のヨーヨーを知らない人がほとんどです。その人たちにヨーヨーを知ってもらうということですね。

30代後半の世代は、第一期ハイパーヨーヨーを通っている世代なので、懐かしいと感じてくれることでしょう。おそらくこの世代が一番多い。

続いて40〜50、60代といった私の先輩と言える人たちです。
スケバン、コカ・コーラなどなど、それぞれのブームがあったのでヨーヨーを振る動作を知っているはずです。

そして、母数が一番小さい20代未満の世代です。この世代は、よほど好きじゃないとヨーヨーに触れていません。触れたとしても、小学校の昔遊びの中で触れた木製のヨーヨーです。ロングスリーパーすら知らない世代です。

私がアプローチしたいのは、第1期ハイパーヨーヨーの世代と20代未満の世代です。

とにかく、私1人では限界がありますので、仲間、いわゆる常連を作るところからスタートです。その中で、一番欲しいのは、「一緒に開催する人」「心底楽しんでいる人」です。
ヨーヨー普及にあたって、金も大事ですが、とにかく人です。わが町ヨーヨー人2人説を唱えていますが、それを2、3・・・と増やしていくことです。

もーちゃん
もーちゃん

ねこは、はいりますかにゃ?

かっぱ先生
かっぱ先生

うーん、ちょっと難しいカナ!? ヨーヨーする青いカエルのおじさんならいるけどね!

ヨーヨー始めた初心者たちを継続する集まりにすること。

「ヨーヨー始めたけど、これ動画見てもわかんねえなあ。誰に教えてもらったらええんや・・・。あ、あ、ヨーヨーの集まりがあんのか! 行ってみよう。片道2時間かかるのか・・・?! それはちょっと・・・。」

という人たちをなくしたいということです。

ヨーヨーの練習会や普及ということに興味を持ってから、私がずっと抱いている信念があります。それは

「いくら有名なプレイヤーでも、わがまちの人たちに直接ヨーヨーを広めることができない。」です。

かっぱ先生
かっぱ先生

世界チャンピオンでもこんな小さな町に来ることは、ほぼありません。
つまり、ヨーヨー人がほとんどいない地域では、自分しか広められる人がいないってことです。

新規開拓は、ワクワク感もあれば、使命感もありますね。

これは、オンラインヨーヨークラブをやっていたときから感じていたことでした。インターネットは興味のある層を惹きつけるのに強力なツールですが、実際、全くの初心者を集めるというのはなかなか難しいです。

そこで、集まった人たちよりちょっとヨーヨーができる私が一緒にやることで継続して取り組めたらと思っています。車の運転を教えるのにF1のライセンスを保つ必要はありません。もしそうなのであれば、自動車学校の教官たちはみんなレーシングスーツで仕事をしているはずです。

そして、継続して集まった人たちがまた、新しく来た人に教えていく循環をつくりたいと思っています。ここらへんのマインドは入船さんがnoteで考えている文化的定着のコラムで芯ができたましたね。

練習会の主催は、義務ではなく「やりたいからやっている」。

そもそも、ヨーヨー練習会に参加することがすべてではありません。1人山奥にこもってひたすら練習し続けるのもありです。インターネット上にあるチュートリアル動画を使ってひたすら練習するもよしです。何ならただうまくなるならそちらの方が良いとも思っております。

もちろん、ヨーヨー練習会を開催することもプレイヤーの必須条件ではありません。
片道1時間ぐらいかけて地方から練習会に通うのだってありです。はっきり言って開催する手間というのは結構なものだと思います。そこら辺はオンラインで経験していた分なんとなくは分かっていました。

そして、普及の要にならないと行けないわけでもありません。
個人の有志でやっているだけの行動です。前項で偉そうに「ヨーヨー文化を根付かせる」といったことを書いてありますが、自分たちが友人同士の集まりでやっていることが結果として文化を根付かせることになるパターンの方がほとんどだと思います。
今回、私の場合が「遠くに行かないとわざわざヨーヨー人に会えないの寂しすぎる。」というのが根底にありますし、「わが町10万人もいないけど、自分ハマったんだから同じようにハマる人いるはずやろ。」という希望的観測で始めています。

やりたいからやる。ただそれだけです。

実際にしてきたことを次回から紹介していきます!

今回は自分がヨーヨー練習会を始めた経緯や、作るにあたって思っていることをご紹介しました。

次回からは、具体的にどのように練習会として形にしていったのか、練習会をする際に意識することについて説明したいと思います。

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