アルミノ!を読んだ話。

先生の考え

ネットで読める競技ヨーヨー漫画

みなさんは、アルミノ! という漫画を知っていますか?

ジャンプルーキーにて こそうねすみ先生が描かれているヨーヨー漫画です。

この一枚絵のバランスがとても良くて好きなんですよねえ。

突如タイムラインに現れ、読んでみると

かっぱ先生
かっぱ先生

これヨーヨーやん。

いや、そりゃそうなんですけど、競技ヨーヨーを題材とした漫画を近年見ていなかったのでちょっとびっくりしてしましました。

こそうねすみ先生は、他にもネコハンターというお話も描かれてらっしゃいます。
ジャンプルーキーの作者ページはこちら

世界観は、より現代の競技ヨーヨーシーンに近い

舞台は山形県。先日高校デビューに失敗したナツ、ひょんなことから競技ヨーヨーをする先輩ミフユと出会い、大会出場をすることに・・・。

と少年漫画のような始まり方から始まります。

大会の名前も実際にEJ(関東地区大会)で、B部門に出場します。

ストリングの表現、ヨーヨーの形状、技の途中のヨーヨーの動き、ストリングの掛け方

どれも現代のヨーヨーらしい技で競技ヨーヨーを見ている方からすると、

「お、わかってるやないか・・・。」

となるのではないでしょうか。

ストリングの張りや指へのかけかたがリアルです。無限ヨーヨーのようなエフェクトで表現されています。

漫画のコメント欄を見ていると、初めて競技ヨーヨーを見ていた方が驚くものがありましたので、初めてみる人に向けて丁寧に、より漫画的に表現されているのがわかります。

競技をする人の視点や心情を漫画に落とし込む。

私は観客側なのですが、ステージに上がる人たちから見える視点、感じることとしてこのように表現されています。

プレイヤーは自分の演技に集中するために、ステージ上でのさまざまなことを想定しなくてはいけません。大会を観戦したことをある人であれば、始まる前にステージチェックの時間がありますが、そのときに光にかざしてストリングを見ている選手なども見たことがあると思います。何度も立ち位置を変えて確認しているのは上記のシーンのことを念頭に置き、演技前の最後のチェックです。

縦読みを意識した表現

第1話の1コマ目から縦読みを意識した表現を使用されており、現代の漫画の表現で使える技だなあと感心しました。実は終盤にも同じように縦読みを意識したコマがあるのですが、それは実際に漫画を読んでいただいて実感していただきたいです。

最後に

今回はフリースタイル競技B部門編でした。全10話(24年4月21日現在)と読みやすいボリュームなので、気軽に読みやすいと思います。

今後の展開としてJN(全日本)編、ナツのA部門挑戦編、などなど妄想が膨らみますね。

こそうねすみ先生の今後に期待が高まります!

以上、先生の読んだ本の話でした!

現代の競技ヨーヨーに近い世界を丁寧に描いた「アルミノ!」今後が楽しみです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました