【JL24】WJ出場選手の過去の動画をおさらいする。【1A】

JL24

みなさん、おはようございます。今日も1日頑張っていきましょう🌟

大会前おさらい記事を始めたのがCJからだったのでWJが抜けておりました。

youtube JYYF公式チャンネル様から、当日の動画はどんどん上がっているのですが、

23年度の動画を振り返っていきたいと思います。

24年度との違いを発見していただけたらと思います。

リポストではない拡散の仕方ありがとうございます。 SJを盛り上げてくれる大事なお方です。

大会観戦初心者にもどんどん届いてほしいなあと思います。

大会情報

1月28日は、24年度のWJ(関西地区大会)でした。(大会HP) 出場選手一覧はこちら

ヨーヨーの地区大会の中で新シーズン一発目の大会です。

最後に開かれるSJと比べて2ヶ月の差があるため参加人数がいつも少ないように思います。

しかし、関西は競技ヨーヨーバチバチの地区、一発目の大会で今シーズンが活気付いていく大会です。

リザルトを見たけど、どんな選手だったのか、一緒におさらいしていきましょう。

WJ24 (西日本地区大会)
大会英名:Cloud Native Inc. Presents West Japan Yo-Yo Contest 2024
大会和名:クラウドネイティブプレゼンツ2024年全日本ヨーヨー選手権西日本地区大会
開催日: 2024年1月28日(日)
会場: 大阪府大阪市北区「大阪市立北区民センター」
後援: (一財)大阪市コミュニティ協会 北区支部協議会

日本ヨーヨー連盟JL24ページ 

選手を一人ひとり掘り下げることで、今後の大会観戦が楽しくなってきます。

終わってしまった大会ですがWJでもおさらいをしていこうと思います。

「ヨーヨーの大会初めて見るけど、誰が出てるのか知らない。」

「ヨーヨーの大会見てるけど、選手の過去のフリー探すの大変。」

かっぱ先生
かっぱ先生

そんな方も私と一緒に選手のおさらいしていきましょう。

過去のフリースタイル動画は、Youtubeチャンネル yoyovideoachive様から拝借します。(チャンネルページはこちら)

このシンプルなステッカーいいですよねえ。

部門の概要

1Aワンエーとは、1個のヨーヨーを使って行う競技です。最も競技人口が多い部門です。公式イメージカラーは青色です。

  • 1A部門(ワンハンドストリングトリック)
    1つのストリングトリック用ヨーヨーを使用し、ヨーヨーとストリングの接触・マウントを基本とするフリースタイル
    (1つのヨーヨーを1本のストリングに固定し、ヨーヨーが固定された反対側のストリングは片手に固定すること)

フリースタイル競技 演技ルール・審査基準 (2019-2024)

1個のみでしか使えない唯一の部門です。技のバリエーションも多くプレイスタイルが多く見られるのもこの部門の面白さだと思います。

1〜3Aの部門は、ヨーヨーの個数に規定があります。

出場選手一覧、過去のフリースタイル動画

 1A出場選手は以下の  21名(敬称略・演技順)

  • ナカジマ アトム
  • テルヤ シュウイチ
  • ナカムラ ユウタ
  • ホリ ハルト
  • オリタ ユウスケ
  • アオキ タカヒロ
  • ワカミヤ カズマ
  • コイケダ アキラ
  • オオタ カイキ
  • カツマタ ヒロキ
  • トキタ ケンタ
  • オク ヒデヤ
  • クガイ ユウイチロウ
  • オチアイ リョウヤ
  • オノ タモツ
  • ナンバ ツカサ
  • ハシモト コウヨウ
  • ツジモト チヒロ
  • イマニシ ソウシ
  • ナカムラ タクト
  • オオニシ ユウサク

できるだけ新しく、長くフリーをしている動画を載せます。

フリーを見て、自分が知っている知識と個人的感想を述べています。 間違い等あればお問合せフォームからお知らせください。

ナカジマ アトム選手

昨年WJ5位。着実に貯めていくアトミックエナジー

競技歴10年のベテランです。

私が見始めた2021JLからずっとWJファイナリストです。

2023はビジュアル変わりすぎて誰かわからんかったのは内緒です。

どの分野も満遍なくフリースタイルに組み込むタイプの選手です。

少しずつ得点を増やしてきている選手です。
競技を長くやっているとルールも変わって、技のトレンドも変わってきます。

そんな中でも技術だけでなく環境に対応していくタイプの選手という印象です。

テルヤ シュウイチ選手

昨年度JN準決勝進出。en所属。enの創造進

2024年のフリーを見ないでおさらいしていくというのがこの記事のコンセプトなのですが、ご本人のnoteに自身のフリースタイルを振り返る記事を読んだ都合で2024の決勝フリーを見ました。

最近選手によるフリースタイルを解説するコンテンツが増えてきましたね。競技ヨーヨーを楽しむ上で素晴らしい取り組みであり、円熟してきていると実感します。

5Aプレイヤー的には、アストロプレイヤーとしての印象が強いのですが、1Aをやっても糸の魔術師系のプレイヤーです。

ナカムラ ユウタ選手

2022年JN準決勝進出。曲と調和する男

2021年WJB部門優勝選手です。

OYCにもよく参加してくれていました。OYCの練習会の時に憧れの選手が入ってきたときの「え・・・マジで憧れなんですけど・・・。」とガチな反応をしたのを覚えています。

曲と自分のフリースタイルのすり合わせが上手な選手という印象です。リズムを踏むところでリズムを踏み、曲調に合わせて自分の立ち振る舞いを変える。

曲を肉のようにガツガツむさぼり、ヨーヨーのフリースタイルとして昇華させるのは素晴らしいの一言。というか2021年からB部門ってうせやろ・・・

ホリ ハルト選手

2023WJ出場。作るのはタワーだけじゃない人。

ヨーヨーを始めた時期から仲良くしていただいている選手です。

パスタのゆでじる
パスタのゆでじる

実はこのキャラはホリ選手です。

MCに対する独特アンサーがもう関西人。

ヨーヨーを交換する仕草がカッコよくて好きです。

スーサイドキャッチやGT、タワーなど止めの技を組み合わせた一発技を作り出す選手です。

よく「あれだけ決まってよかったです〜」と話しています。一発技は大事。

オリタ ユウスケ選手

2023JN準決勝進出。丁寧な男。

柔らかなスローから美しい円軌道を描きマウントをするまでの1動作が美しい選手です。

バインドヨーヨーが主流となりどんな投げ方をしてもある程度回りますが、スローの美しさというのはどの時代も共通の技術を図る基準と思っています。

SNSではじめてこの選手を見た印象が、「スローが美しい。」です。

ヨーヨーの軌道、ストリングの張り、この選手の動画を見て練習をしたのを覚えています。

スローと同様に美しい糸魔術の数々。ヨーヨーの動かし方も丁寧です。

以前西宮練習会に初めてお邪魔した時にも丁寧に対応していただいたのを覚えています。

アオキ タカヒロ選手

昨年度B部門5位。

昨年度のB部門は本当に悔しい結果だったと思います。

初のステージ、技が決まらない、手が震える。いつも乗るはずのマウントが乗らない。

ただ私たちは勘違いしてはいけない。ステージに立つとことと観客としてみている間には大きな違いがあることを。

そして、オンラインB部門に出場。2位を獲得します。理論値では70点に近いので実力はA部門相当と言えます。

そして忘れてはいけません。まだ二年目の選手であるということを。

※今年のフリーが気になりすぎて、みてしまいました。交換なし、技が昨年より安定し1分間をやり切りました。ここまでに多くの苦労をされたことでしょう・・・。

ワカミヤ カズマ

2020WJB部門3位。この先が楽しみな糸魔術師の卵

ジュニアの選手です。 2020のB部門の時から4年も経ち、背も高くなりました。全く別人のように見えます。

使用ヨーヨーがiyoyoのインパクトから、タナカカイト選手リスペクトでしょうか。

ミスが重なってしまいましたが、動揺することなく最後のバインドを決めます。

観衆の前でミスが重なると、どうしても焦ってしまいミスがミスを呼ぶのですが、最後をしっかり締め、あいさつまで決める。選手として立派な姿勢にこれからが楽しみです。

コイケダ アキラ選手

2023年JN準決勝進出。成長株

2021年より競技に出場選手です。

今年のリザルトを見てしまったのですが、ついに決勝進出を決めておりました。

いや、いくらなんでも速すぎる。成長速度が半端じゃない。

どこに眠っていた逸材・・・? 最近急に大会に出ていきなりうまい人認知する人が多くてびっくりします。(ニシグチアキラ選手やサカグチリョウ選手などなど・・・)

オオタ カイキ選手

2019年JN準決勝進出。ジャグラー

2020〜2023出場がありませんでした。

私がちょうど競技ヨーヨーを見出したころには、いなかったので知りませんでした。

おそらくジャグリングの方に力を入れていたのでしょう。(youtubeに動画が上がっています。)

その動画を見るとわかるのですが、序盤のヨーヨーがボールを投げるかのような軌道でぽんぽん動き、

後半は曲に合わせて素早いレール。スーサイドキャッチ、スラックなどなどふわっと動いてキャッチする技が美しいです。

カツマタ ヒロキ選手

本年度2Aにも出場しております。昨年度WJ4位。ぷるぷる系糸魔術師

やはり1Aのイメージが強い選手ですね。よく決勝で見かける選手です。

ぷるぷるする糸動きが見ていて気持ちがいいスタイルです。ストリングへの力の伝達が上手なことの表れでしょう。そして気づいたらGTができている。まさに糸魔術師の真骨頂ですね。

プレイヤーは自分のスポンサーやチームロゴを入れていますが、カツマタ選手4団体のロゴを入れています。そりゃそれだけ囲いたくなるうまさですよね・・・。納得です。

トキタ ケンタ選手

今年度2A部門にも出場。

長いストリングにスラック技はやはり映えますねえ・・・。ストリングがビュンビュン飛ぶ技は憧れでもあります。私はとても苦手です・・・。

2013年より大会に出場しており10年の競技キャリアがあります。本業も忙しいと思いますが競技に参加し続ける、そしてヨーヨーがうまい。人の前に立つことに慣れている人は、やはりミスに動じないメンタルがあります。最後までにこやかに決めるところも社会人ヨーヨープレイヤーのお手本にしたい人とも言えます。

オク ヒデヤ選手

昨年度WJB部門3位 JJ OpenA8位。ヨーヨー界の未来

なんだジュニア8位じゃん 違いますよ。

カツダトウゴ、ウチハシソラ、サカグチリョウ、アンドウシュンスケ、イケダダイキ、フルタイッペイ、イマムラケント、オクヒデヤです。

当ブログを追っかけている方ならわかると思いますが、強豪オブ強豪です。(逆にサカグチ選手がB部門に出たのが謎すぎるレベル。)

後半のリジェネを挟んだダイナミックな技がカッコ良すぎる・・・。あれバッチバチに決まったら会場くっそ沸くんでしょうねえ・・・!!

クガイ ユウイチロウ選手

2019WJ4位。ヨーヨーさばきが美しい人

2018、2019とWJファイナリストです。間が空いて2023に出場です。

4年間が空いてここまでばちばちに決められるものなのか・・・?

最後の3.5フックも納得の盛り上がりです。

2023は、1分フリーだからか、彼の持ち味であるヨーヨーの絶妙なコントロールで狭い間にストリングを正確に載せていく技は見られませんでした。

しかし、彼の美しいヨーヨーの動かし方は健在で、なんならレールの速度上がってません・・・?

今年はどんなフリーだったのか、公式チャンネルから見てみましょう。

オチアイ リョウヤ選手

2023JN準決勝進出。

いやいやそこ通そうとは思わん・・・。

この選手の最後に首回りを通ってバインドする技が最高にカッコよくて是非一度生でみてみたい技の一つです。

手元動画も公開されていますが、どうしてそこを通そうと思ったのか・・・ おそらく練習量の賜物なのでしょう。他に類を見ないフリースタイルは彼にしかできない・・・。

オノ タモツ選手

2019JJ出場。帰ってきた男

2019年初めて大会出場し、5年ぶりの大会出場です。

初出場でこのレベルってすごいやろ・・・。

ちなみに2019年のJJは、 ニシムラコウヘイ、サトウユウヤ、トリタレイア、イタニハヤトとばちばちのトップ選手が勢揃いの年でした。ちなみにイタニ選手以外はオノ選手含めて同い年です。(実はオリタ選手とも同級生です。)

コロナ禍もあって参加しにくかった大会もやっと参加できたと言ったところでしょうか。当日のフリーはどうだったのか楽しみです。

ナンバ ツカサ選手

昨年度世界11位。糸に生命をこめる者スラックマスター

スラックの飛ばし方がとても美しい選手です。

糸のたるみに重心があり、きちんと飛ばしたいように飛ばしている選手です。

現在の競技ヨーヨーは、ホップ主体に演技を構成する選手が多いのですが、この選手はスラック技を主体に演技を構成する選手です。

しかしこの世界大会のぶち上がり方はイメージにないですねえ。技のイメージもありいつもクレバーな印象です。

そしてこの後に続く、ハシモトコウヨウ選手との並び。予選でこの並びはやばい。

ハシモト コウヨウ選手

2023JN5位。JapanTechnology所属。二刀流

1Aと4Aの二刀流の選手です。どちらもハイレベルなのがやばい。

対空武器と大きな刀を携え、劇場を一気に沸かす。

私は劇場型と呼んでいるのですが、フリースタイルがとても見やすいのです。

見やすいと言うのは、技が綺麗だけのことを言うわけではなく、そんなに競技ヨーヨーに詳しくなくてもこの選手のフリーを見ていたら競技ヨーヨーって楽しいんだと思えることです。

ヨーヨーの技術だけでなく、見せ方、選手の所作、フリースタイルの起承転結を含めて見やすいです。そして尚且つ、技術の高さが見て取れる選手です。

ツジモト チヒロ選手

今大会が初出場になります。

イマニシ ソウシ選手

昨年度CJ出場。高速レールの軌道が美しい

人は見た目で判断してはいけないとよく言います。

ごめんなさい、ゆるふわっとした糸を飛ばすのがうまい選手と勘違いしていました。

ギャンギャン、キビキビ。私が大好きなヨーヨーがギュンギュン動く系のレール主体選手ですやん。

後半のレールコンボは見ていて気持ちがいいですねえ〜。

WJでもバッキバキのレールコンボ見せてくれたのでしょうか。

ナカムラ タクト選手

昨年度B部門優勝。一年遅かった選手。

ちょっとネガティブに聞こえる書き方してしまったかもしれませんが

ホリゾンタル、マイナス3.0フック(最近はネガポジと呼ぶ場合もあるそうです)、3.5フック。

こんな大技決める人が、B部門に出るもんじゃないんですよ。 マジで。

と言うわけで、A部門に出るのが遅かった選手です。

やっと適正な戦場で戦います。あれから1年どれだけ成長しているのか楽しみな選手です。

オオニシ ユウサク選手

2023JN準決勝進出。マサムネを携えた復帰勢侍

個人的に交友のある選手です。この企画を始めたのもの以前彼と話した内容からです。こうして形にできたことに感謝です。自分が競技ヨーヨーを見始めてから、参加しはじめた関わりのある選手なので少し思い入れが強いです。またA部門最後の紹介選手が彼と言うのも何かの運命かもしれませんね。

彼独自のルーティンから入り、険しい顔つきから想像つかない明るく飛び跳ねる少年のようなフリースタイルを披露します。利き手のみで行う小指にかけるフックは、彼が利き腕を骨折したときに利き手でない腕で練習して編み出した技です。

今まで推奨曲以外で行ったフリースタイルは全てスピッツの楽曲です。自分の好きな楽曲を持ちこだわるところが彼独自の技の雰囲気を出しているのだと感じます。

私のように以前ヨーヨーをしていて、また始めた人を「復帰勢」と言う言葉を使って表現している風潮があります。オオニシ選手は復帰勢ではありませんが、復帰勢の私からしたら彼の方がよっぽど復帰勢だと思っています。

最後に

さて、今年のA部門選手を全員紹介することができました。

紹介し終わった感想として、

みんな、いいフリースタイルするよなあああああ〜〜〜!!!

どう表現していいか迷った選手も数多くいましたが、それだけヨーヨーのフリースタイルの多様性を感じることができました。 過去の受賞歴等も調べることでより選手のことが知れたと思います。

大会観戦の参考になったのであれば、幸いです。

A部門、みんな良すぎて、エモさ爆発。

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