みなさん、おはようございます。今日も1日頑張っていきましょう🌟
大会観戦初心者にもどんどん届いてほしいなあと思います。
大会情報
3月31日は、24年度のSJ(九州地区大会)です。(大会HP) 出場選手一覧はこちら
今年度最後の地区大会です。WJから2ヶ月後なのでその分練習を積んだ選手が見られることでしょう。
SJ24 (九州地区大会)
日本ヨーヨー連盟
大会英名:Cloud Native Inc. Presents South Japan Yo-Yo Contest 2024
大会和名:クラウドネイティブプレゼンツ2024年全日本ヨーヨー選手権九州地区大会
開催日: 2024年3月31日(日)
会場:福岡県糟屋郡「サンレイクかすや 多目的ホール」
会場アクセスはついてはこちら
「ヨーヨーの大会初めて見るけど、誰が出てるのか知らない。」
「ヨーヨーの大会見てるけど、選手の過去のフリー探すの大変。」
そんな方も私と一緒にSJまでに選手のおさらいしていきましょう。
過去のフリースタイル動画は、Youtubeチャンネル yoyovideoachive様から拝借します。(チャンネルページはこちら)
部門の概要
1Aとは、1個のヨーヨーを使って行う競技です。最も競技人口が多い部門です。公式イメージカラーは青色です。
- 1A部門(ワンハンドストリングトリック)
1つのストリングトリック用ヨーヨーを使用し、ヨーヨーとストリングの接触・マウントを基本とするフリースタイル
(1つのヨーヨーを1本のストリングに固定し、ヨーヨーが固定された反対側のストリングは片手に固定すること)
1個のみでしか使えない唯一の部門です。技のバリエーションも多くプレイスタイルが多く見られるのもこの部門の面白さだと思います。
1〜3Aの部門は、ヨーヨーの個数に規定があります。
出場選手一覧、過去のフリースタイル動画
1A出場選手は以下の 15名(敬称略・演技順)
- エノモト タスク
- スズキ イッセイ
- リュウ ツカサ
- フジイ カイチ
- ノグチ ハルト
- サワヤ ヨウシュン
- ハスミ イヅル
- イトウ ユタカ
- カド タツナリ
- ヨナミネ リョウキ
- マエサコ ユウタ
- ホリウチ ヒロト
- クドウ マサヤ
- サカナシ エンタ
- マエダ ヤスタカ
できるだけ新しく、長くフリーをしている動画を載せます。
フリーを見て、自分が知っている知識と個人的感想を述べています。 間違い等あればお問合せフォームからお知らせください。
同姓同名の可能性もあります。ご注意ください。
エノモト タスク選手
2015年から9年ぶりの大会出場です。
この動画を見るとだいぶ若く見えます。
もし高校生だったとしたら、20代なかばになります。
もしかしたらなにかのきっかけで「やっぱりヨーヨーをしよう!」となったのかもしれません。
スズキ イッセイ選手
昨年度JN準決勝進出。比類なきエレガントさ。
ジュニアの頃に国内大会に出場の記録が残っています。
2016年に渡米しコンテストシーンで知られるようになったとのことです。
ヨーヨーの動かし方や所作が美しく、ヨーヨーに無理のない力のかけ方をしているからかヨーヨー、ストリングの動きがとても美しい選手の一人です。
リュウ ツカサ選手
2023JN準決勝進出。紫陽花の1A選手
yoyovideoarchiveさんで、スズキ選手とリュウ選手を検索すると、同じ年の大会で同じ服装で出場していました。お友だち?チームメイト?でしょうか。 どちらにせよ同じ時期に大会に出ていた同士がこの並びで演技するのはちょっと熱いですね。
スズキ選手とは対称的にキビキビシャキシャキヨーヨーを動かす選手です。クイックホップのパートはいつ見てもよくそんなバリエーション豊かに飛ばせますねえと思います。
本業の方が忙しい様子ですがSJに参加です。
昨年のJNで初対面でしたが声をかけてみると気さくで物腰の柔らかい方でした。お母様ともお話する機会がありましたが、やはりこの親あっての子といった感じです。ヨーヨー人のファミリー大体いい人多すぎ問題(問題ではないのですが)
フジイ カイチ選手
2022EJ7位。ゆらぎに秘めたる熱い闘志は美しく
曲と服装からゆる〜い感じで行くのかなあと思わせつつバッチバチの糸魔術を繰り広げます。
緩急の付け方が上手な選手という印象です。
2022でEJ初ファイナルで、動画の最後の様子では満足ではない様子です。まだまだこんなもんじゃないと・・・。
実は気になっていたのが、中盤に黒い線から出ての演技です。
もしやあれ演技ゾーンからはみ出て演技しているのでクリッカー加点されていなかったのでは? と少し思ってしまいました。
ステージ上での演技エリアについて
ステージには、約 6 m (横幅) x 4 m (奥行)の演技エリアがテープなどの目印で示してある。ステージが、それよりもせまい場合や、マークができないステージなどはその限りではない。
ステージ端などで安全を十分に確保できない場合や、適切な照明のエリアから出てしまう場合、ジャッジの死角に入り十分な審査ができない場合などがあるため、選手は示された演技エリアの中で演技をするように心がけなければならない。
万が一、演技エリアから出た場合も、クリッカーによる減点や評価点へのペナルティなどはない。
JYYF フリースタイル競技 演技ルール
ヨーヨーの大会のために北から南へ行く選手。今年はSJでどんな演技を見せてくれるのか?
ノグチ ハルト選手
公式地区大会は2019NJ以来。リワインドのひげのお兄さん。
皆さん、SJのエントリーリスト見て思いませんでしたか?
REWIND渋谷店メンバー3人も出てますよ。
ああ、これぐらいうまくなってヨーヨー楽しく振ってみてえなあと思える選手です。
ヨーヨー知らない方の前でこんなヨーヨー振り回して「ぽかーん」ってさせたい・・・。
この雰囲気といいますかリズム感といいますか、とても好きです。グルーヴ感って言うんですかね?
ラップバトルみたいにこのあと誰かが入って戦うやつってヨーヨーの世界にないんですかね?
ちょっと見てみたい気もします。
サワヤ ヨウシュン選手
昨年度SJ5位。ダイナミックフリースタイル。
ホンマに楽しそうにフリーする選手ですねえ。
近年の競技のトレンドをしっかり入れつつ、首技をちょいちょい挟んでいきます。
ラセレーションGT1のパートもしかして首で作ろうとしてました・・・?やばい。
若手の選手でこれからが楽しみですよ。ほんま。
以前OYCにも参加頂いて、なんか部屋でもくもくとバチバチに1Aしていると思ったらサワヤ選手でした。
2023のJNセミファイナルもめっちゃ良いフリーなんでぜひ見てほしいですね。
ハスミ イヅル選手
2021JNチャンピオン。yoyofactory所属。憧れの夢、ヨーヨー界の希望
もうこのフリー好きすぎて・・・。 ごめんなさいこの動画で紹介します。
体格がしっかりしていて、ビジュアルがちょっと怖いかもしれません。配信でのハスミ選手の謙虚な姿勢は実際に練習会でお会いした時にもそのまんまでした。一回DMしただけのかっぱを覚えているのはお店の人ならではなのか・・。
緩急の付けたフリースタイルが特徴で特に見せ方を意識しているように思います。
前半はリズムに合わせて止めを意識し、盛り上がり始めたところで目にも止まらない縦コンが入る。
曲が落ち着いたパートでチョップスティックパートに入り、だんだんとインフルエント系の技で大きくしていき、
大サビで体を大きく動かし豪快なホリゾンタルホップの数々、そのまま止まらず高速レールコンボ。
最後の技でストリングがヨーヨーを捉え、しっかりとその手でキャッチした瞬間の選手の震えとガッツポーズが全てを物語っています。
コロナ禍での開催だったため歓声NGでしたが、私は画面前で叫んでおりました。
今年はSJで王座奪還に向けて良いスタートが切れるでしょうか。
イトウ ユタカ選手
フリースタイルの動画はありません。 マーベラスドリルのお兄さん。
リワインド渋谷店の店員さんです。今年度公式大会に初挑戦です。ショート動画で宣言しておりました。こちら
非公式にはどこかで出ていた気がします。
ヨーヨーショップの方は、チャンピオンやら実績がたくさんある方ばかりなのですが、この方は公式大会に出場したことがありません。そういう意味では、よりエンジョイの人に近い視点でものを見ていたかなのかなあと思います。
しかし実績がないだけであって、ヨーヨーの技術はありますのでどんなフリーをするのか楽しみです。
しかし、この順番よ・・・。(ハスミ選手もREWINDの店員さんです。)
ドリルは使わないでしょう。おそらく。
カド タツナリ選手
昨年度SJ出場。
最古の動画が2014となっていますが、おそらくもっと前から出てるんじゃないかという・・・。
最後のあのピクチャートリック見ました? ストリング絡まった状態でやり切りましたよ・・・。
昨年度は、サワヤ選手に2.2ポイント差で決勝ボーダー落ち2でした。
今年はリベンジなるでしょうか。
ヨナミネ リョウキ選手
動画が見つかりませんでした。今年から初出場でしょうか?
マエサコ ユウタ選手
昨年度オンラインB部門優勝。タワー一級建築士
オンライン選手でしたが、去年の世界大会WCを持ってA部門出場です。
いやいや、これB部門の演技じゃないっすよ・・・。
ごちゃごちゃしたあの技の数々、糸魔術で建築系とは・・・。
何あの逆タワー・・・。一級建築士もびっくり。
当日はどんな演技を見せてくれるのか楽しみです。
ホリウチ ヒロト選手
昨年度WJ6位。エレメントの盛り合わせ
いや、めちゃくちゃホップのバリエーション、インフルエント系のバリエーションめっちゃ豊富・・。
そして最後のホリゾンタルの股の間通すあれ。体動かせなくなっちゃうので高いヨーヨーコントロールが要求される動きです。
競技ヨーヨーのトレンドを抑えつつ、確実に加点を取りに行く印象です。
一度スペースでお話した方・・・だと思います。大阪にはヨーヨーコミュニティの拠点がないことで新規をどうやって増やすかなやんでいる様子でした。
競技に出つつ、ヨーヨー文化の定着に努めようとする姿は素晴らしいの一言です。
クドウ マサヤ選手
2015年より9年ぶりの出場。
SJ、カムバック組多い・・・! 最古の動画は2012です。
もうこの曲が懐かしい。10年前にこの方が活躍していた継続して大会が開かれたことを素晴らしく感じられました。
1Aでハーフカラーは珍しいですね。
リズムに合わせてぽよぽよ跳ねるあの動きは見ているこちらも楽しませてくれる動きです。
このフリーから10年経ち、競技ルールや技のトレンドが変わっていますが、どんな技を見せてくれるのか楽しみです。
サカナシ エンタ選手
動画がありませんでした。 初出場でしょうか。
マエダ ヤスタカ選手
昨年度JN10位。SJ2位。波紋使い、ヤスタカ・ジョースター
パキパキした動きの選手で、技と技の違いをはっきりみせる選手です。技が一つ一つ見やすい。
加えてヨーヨーの動かし方も綺麗なのですごく見やすいです。
とめはねはらいがしっかりしているのでフリースタイルとしてとてもまとまった印象を受けます。
かっぱ先生の友人が「いや〜〜クリッカー3叩きやすい〜〜!」と喜んで叩いていました。
時間内に音楽に合わせて難易度の高い技をたくさん決める競技の性質上、一つ一つ区切りがあるのはある意味デメリットにもなります。その分加点効率4を極限まで高めていることからこの結果なのだと思います。そりゃクリッカー叩きやすいはずだ・・・・
演技前ルーティーンの深呼吸や「プレイヤー?」の挙手が好きで波紋使いと勝手に呼んでいます。
え、ジョジョ5知りませんか・・・? スタンドが出てくる前に波紋が出てきますよ。amazonはこちら
このフリー生で見ましたが、ほんまにうまかったですねえ。一緒に見ていた友人も
「いや〜〜〜1Aまだ半分なのかよ〜〜〜〜!」
とかなり興奮していました。わたしもそうです。
地区大会1A最後の選手を飾るのにふさわしい人がきましたね。 当日も楽しみです。
最後に
いや、SJの1Aも濃いですねえ・・・。
今年の地区大会の1AはSJで終わりになりますが、WJの選手を紹介していないので、4月はWJの選手を紹介していきたいと思います。
結果も動画出ていますが、過去の動画で紹介していきます。
JNシード選手紹介をしようと考え中です。その際に今年の動画を使えたらと思っています。
乞うご期待〜
個性豊かな九州の地でもどうなるか楽しみです。
- 糸をとばしてGT(糸とヨーヨーで三角形を作る技。)を作る技。動画はこちら ↩︎
- 予選の上位から決勝進出になるが、その境目で落ちてしまうこと。 ↩︎
- TE(技術遂行点)を計算するために、ジャッジが手にしている数取り機のこと。クリッカーを叩くというのは、技が決まった時に点を入れる動作を表す。競技プレイヤーは持っていることが多い。黄色と青を両手に持ち、机の上にシルバーの数取機を置く。特別減点時にシルバーを叩く。停止や放棄などの時に、ジャッジたちが体を前に乗り出して押す姿が見えるので選手は相当プレッシャーでしょう。数取機とはこちら ↩︎
- ヨーヨーの動きに対して加点を入る割合のこと。加点効率が高いと一つの技に対して加点が多く、低いとたくさん動かしていてもクリッカーを叩かれない。どの技にどれくらい点が入るか確実な表はない。技はプレイヤーの数だけあるので、大会のフリースタイルや大会結果を見ながら選手は加点効率を突き詰めている。またそれと同じように「フリースタイル」、つまり自分の表現したいものや技や個性を突き詰める選手もいる。だからこそ、競技ヨーヨーは面白い。少しでもどちらのタイプのプレイヤーの個性を見つけ観戦する人の視点の一つになればと思い、このブログを書き続けております。 ↩︎
- ジョジョの奇妙な冒険のこと。かっぱ先生が好きな漫画の一つ。 ↩︎
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