みなさん、おはようございます。今日も1日頑張っていきましょう🌟
皆さんおはようございます。
大会観戦初心者にもどんどん届いてほしいなあと思います。
CJの日程・概要
2月25日は、24年度のCJです。 出場選手一覧はこちら
CJ24 (中部地区大会)
大会英名:Cloud Native Inc. Presents Central Japan Yo-Yo Contest 2024
大会和名:クラウドネイティブプレゼンツ2024年全日本ヨーヨー選手権中部地区大会
開催日: 2024年2月25日(日)
会場: 愛知県岩倉市「アデリア総合体育文化センター 多目的ホール」
後援: 愛知県岩倉市日本ヨーヨー連盟 日本ヨーヨー連盟 JL24(大会HP)
「ヨーヨーの大会初めて見るけど、誰が出てるのか知らない。」
「ヨーヨーの大会見てるけど、選手の過去のフリー探すの大変。」
そんな方も私と一緒に選手のおさらいしていきましょう。
過去のフリースタイル動画は、Youtubeチャンネル yoyovideoachive様から拝借します。(チャンネルページはこちら)
海外選手を追うのであれば、yoyocontestcentralがおすすめです!
競技、部門の概要
規定トリック競技(Compulsory Trick)とは、自分で選んだトリックを時間内に成功させることで得点が入る競技です。
フリースタイル競技との違いは、楽曲を自分で選べないこと。トリックリストの中から技を選ぶことです。採点項目が成功したか否かにのみ絞られます。
一見簡単そうに見えますが、フリースタイル競技と違い技の一つ一つに成否が見える形で下されるよりプレッシャーのかかる種目です。
2023年度より競技ルールが改定され、よりカジュアルに参加しやすくなりました。
(以前のルールは技が難しく、緊張感も半端なかった。 時間もかかりましたゆえ・・・。)
アドバンスド部門 (CT-A)
ヨーヨー検定1〜5A各部門のトリックをリストの中から3つずつ選び、音楽が鳴っている間に成功させることで得点が入る競技です。各部門3つとも成功すると、コンプリートボーナスとして加点されます。
2023年度よりこのルールに改定されました。
プレイヤーはスタイルごとに、難易度順に並べられたトリックを3つずつ選び、規定の長さの音楽が再生している間に順番に行う。
それぞれのトリックに得点が割り振られており、トリックが成功したらその得点を獲得する。より多くの得点の獲得を目指す。
そのスタイルすべてのトリックを演技できた場合は、追加得点として、スタイル毎7点を獲得することができる。
例:5スタイルそれぞれに、3級2個、4級1個のトリックを選び、すべて成功した場合は、トリックの成功得点115点(23点x5)にコンプリートボーナス35点(7点 x 5スタイル)が加えられ、合計150点となる。
jyyf 規定トリック競技アドバンスド部門ルール(こちらより)
決められた時間に、決まったトリックを行い、その成否を判定されることで点が入る種目です。
ベーシック部門(CT-B)
JYYFヨーヨー検定ベーシックトリック(10〜8級)の中から、1Aトリック、2Aトリックそれぞれの中から4つずつ選び、音楽が鳴っている間に成功させることで得点が入る競技です。各部門3つとも成功すると、コンプリートボーナスとして加点されます。
2023年度よりこのルールに改定されました。
プレイヤーはスタイルごとに、難易度順に並べられたトリックを4つずつ選び、規定の長さの音楽が再生している間に順番に行う。
それぞれのトリックに得点が割り振られており、トリックが成功したらその得点を獲得する。より多くの得点の獲得を目指す。
そのスタイルすべてのトリックを演技できた場合は、追加得点として、スタイル毎4点を獲得することができる。
例:7級のトリックを、4個ずつ(計8個)選び、すべて成功した場合は、トリックの成功得点32点にコンプリートボーナス8点(4点 x 2スタイル)が加えられ、合計40点となる。
jyyf 規定トリック競技ベーシック部門ルール(こちらより)
動画はありませんが、アドバンスド部門と同じように行われます。
フィギュアスケートで言うと、ショートプログラムに近いかもしれません。
出場選手一覧
アドバンスド部門出場選手は以下の 1名(敬称略・演技順)
- サトウ ミナト
ベーシック部門出場選手は以下の 4名(敬称略・演技順)
- スズキ タカムラ
- サトウ タイスケ
動画を見て、自分が知っている知識と個人的感想を述べています。 間違い等あればお問合せフォームからお知らせください。
サトウ ミナト選手
2022 2023JJ 規定トリック競技アドバンス部門優勝。闘い続ける者
さすがのチャンピオン、堂々とステージ上で一つ一つ技をクリアしていきます。
実はこの選手を最後に紹介したいと思い、今更ながらCJの規定トリック競技の記事を書いたと言っても過言ではありません。
実はこの選手、カツダトウゴ選手と同じ小学校、同じ学年です。そしてJJにはほぼ同じ時期から出始めています。(カツダ選手の方が1年早く”4A"に出場している。)
カツダトウゴ選手は、もう日本の競技ヨーヨーの世界では超有名人物になりました。そんな彼でもJJにおいて規定トリック競技ではサトウミナト選手には勝てていないのです。
規定ができるから良い、うまい、技術が高いという話ではありませんが、さまざまな部門の技をできるというのはそれだけいろんな感覚が磨けるということにもつながります。
それはきっと自分のメインとする部門の技に生きてくると思います。 今年他部門出場選手を見ているとやはりメイン以外の部門から少なからずエッセンスは取り入れ、自分の色として昇華しているのを見かけました。
サトウ選手のメイン部門は5Aです。今年のCJも大会が終わった後にイシハラ選手にアドバイスをもらっていたのでしょうか、真剣な顔つきで話を聞いていました。
イワタコウキ選手の言葉と同じように、彼もまた身近にすごい選手がいるという環境の中自分の腕を磨いています。もしかしたら周りと比べてしまう自分と戦っているのかも知れません。真実はわかりませんが、まだまだ小学生です。割り切れるほど大人ではありません。
あの数年前の岩倉で見せた「俺も5Aする〜!!」と駆け寄ってきたあの純粋な気持ちが、彼を強く支えているのではないでしょうか。
同じ部門の選手としてこれからが本当に楽しみな選手です。今から終える選手の一人です。
最後に
実をいうと私はフリースタイルを見るのはあまり好きではありません。
というのも3分なのに長く感じる。
同じような技を何人も見ている。
何をしているのかわからない。
そんな気持ちがありました。
私自身の競技ヨーヨーに対する理解は深くなく、技に対する知識も持ち合わせていません。長くヨーヨーをやっているわけでもなければ、さまざまな練習会に足繁く通っているわけでもありません。
技も知らなければ、人も知らない。
そりゃ、面白いわけありませんよね。そんな私が、JL24に出場した選手を全て紹介し終えました。
以前も書きましたが、この記事の根本にあるのは、自分が競技ヨーヨーをみはじめた時に見たGIOYのトッププレイヤーのページです。(リンクはこちら)すごく引き込まれたのを今でも覚えています。そこから友人と話が盛り上がり、数年経って形として作ることができました。
なので、ヨーヨー自体が好きとか、競技ヨーヨーが好きとかそういうわけではありませんでした。ただ、ヨーヨーを通して見えるその人間を知ることが好きなのです。そのためには、もっと演技をよく見なければならない。そう思い、各選手の過去のフリースタイル動画を見ました。
紹介する動画だけでは見えてこない部分もありますので、さらに過去の動画をさかのぼることも多くありました。リザルトの画面を何度も往復して見ました。メーカーやチームのことを調べました。SNSからも選手の情報を探しました。それでも出てこない1文。何度も見返して、さらに過去の動画を見て、他の選手と比較していきました。わからないことは、知人にも聞きました。
競技ヨーヨーが好きで長く見ている人はこの作業は楽でしょう。フリースタイルを見るのが好きで幾つでも見られる人にはいくらでも文が思いつくはずです。
ここまで苦労しないと見えてこない世界なのか・・・と正直思いました。私の深く考えすぎなのかも知れませんが、やはり何がすごくて何が良いのかわかりにくい。もっと単純に見られたら良いのにと思い、解説ではなくおさらい、紹介というライトな形で記事にしてきました。(そもそも、フリースタイルを見るのが苦手な人間が、紹介記事を書くのがおかしな話なんですけどね笑)
大会観戦の視点が増えたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
長くなりましたが、大会出場選手の皆様本当にいい演技をありがとうございました。
大会運営いただいたボランティアスタッフ、JYYF理事の皆様。ありがとうございました。
大会開催に支援していただいた企業、団体の皆様ありがとうございます。
そしてこの競技ヨーヨーという文化を継承、継続し続けてくださった先人の方々に敬意と感謝を。
Respect and thanks to all yo-yo’ers.
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