ヨーヨープレイヤーのみなさん、おはようございます。今日も1日頑張っていきましょう。
今回はヨーヨーイベント、回(かい)についてまとめていきます。
回は、2024年より始動した、島根県発のヨーヨーイベントです。
※イベントに関する画像は公式HP、公式Xより引用しております。(一部除く)
イベント概要
大会名称・日時・場所など
こういう時の基本ですが、不明点は会場へ連絡するのではなく、運営元に連絡をしましょう。
この場合、回のお問い合わせ先にです。
イベント内容
タイムスケジュール(7/2現在未定)
現在情報は出ていません。
フリースタイル
従来のフリースタイルイベントとは、変わった方向性のイベントです。
ヨーヨーを紐と回転円板というマテリアルにより構成された元来の姿へと回復するためのイベント、それこそが「回」である。
回 HPより
今日の競技ヨーヨーのフリースタイルとして醸成されてきた土壌に対して、対称的なフリースタイルを評価するというイベントです。
注目すべきコンセプトは以下の通り。
・演技の「テーマ」が設けられる。
・ジャッジは、ヨーヨープレイヤーのみならず、一般代表、ダンサー、DJと、多角的な目線より評価を行う。
・順位は公開されず、優勝のみ公開される。
どういうことにゃ?
プレイヤーの中で、ヨーヨーのフリースタイルでテーマを表現できるかってことを評価するんやで。
基本ヨーヨープレイヤーのジャッジなんやけど、他の人たちも入れているから、より独りよがりでないフリースタイルを求めているってことやね。
なんだか難しいにゃ。
よくテレビでやっている、「〇〇と言ったら? ランキング」をヨーヨーのフリースタイルで行うって考えたらええかな? 今日見たフリースタイルで、一番テーマに沿っていたのはどれ? ってことや。
フリースタイルについて
2024年テーマ
今年のテーマは 「夏」 です。
エントリーについて
30名が限度となっております。下記HPで随時更新されます。
エントリーは、公式HPから行ってください。
楽曲ルール
・CD-Rで提出。
・楽曲の時間は無制限
・Fワードによる制限は少し緩め
あとは当然のことやけど、著作権関係はクリアしていること! いい音質のもの使うこと!
大勢の人に見せるフリースタイルやからそこらへんはクリアにしていこな!
採点ルール
従来のルールと大きく違いますので、要注意です。
項目 | 内容 | 採点者 |
---|---|---|
エクスキューション | 演技中のミスの少なさを評価する。 | ヨーヨープレイヤー |
チャレンジ | ヨーヨーの技の新規性、リスクを評価する。 | ヨーヨープレイヤー |
ミュージックユース | 作品に対し、音楽の使い方が適切であったかを評価する。 | DJ、ダンサー |
コーディネート | 演技を1つの作品として考えたとき、その作品に沿った音楽、構成、衣装、技などを正しく選べていたかを評価する。 | DJ、ダンサー |
表現力 | 魅了させる演技であったかを採点する。 | 一般代表 |
・ジャッジそれぞれが持ち点を配分する方式を用いる。持ち点は各項目につき出場人数×2点とする
・上記加えて、各ジャッジが選んだ演技の合計点に特別加点3点を追加する。
※ 特別加点がなされた選手はジャッジとともに公開されます。
青天井にならないための標準化システムをとっているJYYFルールとは違い、ジャッジの持ち点が決まっているルールをとっています。
最後に
挑戦的なルールで、ヨーヨーのフリースタイルの表現をまた違ったものを提案していく。
これは、現状の競技のルールに不満がある・・・というより、もっといいフリースタイルは競技だけでは測れないということの表れかと思います。
裏を返すと、それだけ競技ヨーヨーのルールが成熟してきたということを意味しています。
「俺が一番うまいって決めたから、お前が一番な!」
あやふやなルールではなく、よりシステマチックに決められたルールがある
「これをしたら点が入るこれをしたら勝てる。」ということがより明らかになっている(といっても私には全く分かりませんが、加点対称は明記されている部分がある。)
この大会によって、回が理想とするフリースタイルの在り方の「回答」となるのでしょうか。
山陰地方のヨーヨーイベントが、また尖ったイベントです。
今後の情報が楽しみです。
コメント