みなさん おはようございます。今日も1日頑張っていきましょう。
気づけば2月も中旬です。祝日が増えたかげんでより2月が加速した人もいるのではないでしょうか?
前回に続いて、トライアルまでのお話です。
猫と暮らしたい。保護猫って興味ある。トライアルから譲渡ってどんな流れなの? という方に少しでも参考になればと思います。
保護猫譲渡のイベントに参加する。
やっぱり猫と暮らしたいよな〜。けど命を預かる責任が〜
などなど、色々理由をつけていたのですが、ふと地元で地域祭り的なやつをやっているのを発見し、その中で「保護猫譲渡」のイベントを見かけました。
色々考えているけど、足を運んだほうが早いと思ったので、いくことにしました。
会場に着くと、いるわいるわ猫ちゃんたちが・・・。
猫の生態を詳しく知っていなかったのですが、猫って新しい環境になると縮こまるんですね。
犬ばかり見ていたのでちょっと意外なところでした。
トライアルを決めるまでに話したり、聞かれたりしたこと
その譲渡会の中心の方とお話をしている中で、
- 猫との暮らしに興味があること
- 命を預かる責任がとれるか心配。
- いくらかかるのか(初期費用、継続費用)
- どんな世話がいるのか(毎日のお世話、不定期のお世話)
という悩みや質問を聞いてみると、丁寧に答えてくださいました。
その中で譲渡元が気になることは聞かれました。
- 家族構成(年齢・子どもの有無)
- 年収
- 職業
- 家の様子(持ち家・借家・賃貸)
- どんな猫を希望するか(成猫・子猫)
いろんな猫がいる中ふらっと回りますが、特に決めるわけでもなく、次のブースに行きました。
その中で、一際大きく、すごく懐いてくる猫がいたのですが、頭の中から離れませんでした。
特に妻(当時は婚約者でしたが)がその思いが強かったようで、もう一度会場へ戻り、トライアルをすることを決めました。 その猫がもーちゃんです。
トライアルが決まったらそのイベント会場にいた人が、泣きながら喜んでくれていました。
寂しさと嬉しさの涙でしょう。
実は偶然が重なっていた。
どうやら、もーちゃんは、別の保護猫団体の子らしく、たまたまうちの地元に来ていたみたいです。今回のイベントで決まらなければ、また元の団体に戻っていたようでした。長いこと譲渡が決まらずいろんなところで譲渡会に参加していろんな人にゴロゴロしていましたが、なかなか決まらずだったようです。
預かり主さんは、本来であれば里親になるつもりだったそうですが、仕事の都合で譲渡に出していたようです。
他にも、同じ日に別の家族ももーちゃんを希望していたようですが、かっぱ先生のほうが早かったみたいでした。
別の地域の譲渡会。うちの地元での譲渡会は今日がラスト。 預かり主さんは本来自分の家の子にしたかった。 同じ日に希望者がいた。偶然にもうちが早くトライアルを決めた。
その日だけで偶然がこれだけ重なって本当にびっくりしています。
トライアルが決まった後にしたこと
まずは、保護猫団体の方とお話しをしました。
トライアルの日程、進め方、譲渡が決まるまで この3点です。
次は、必要そうなものを買いました。
トライアル時点では貸し出してくれるのですが、買ってみないことには使い勝手がわからないと思ったので
ご飯や水のお皿、トイレ、ベッドこの3点だけ買いました。
本来ケージは借りるでいいと思うのですが、もーちゃんは、5.8kgの巨体だったので、譲渡会でよくみる小さいタイプじゃ狭いらしいので、2階建タイプを買うことをすすめられました。どんなものが良いのかわからなかったので、後々買うことにしました。
トイレは掃除のしやすさから、システムトイレを買いましたが、個人的にこれは正解だったと思います。システムトイレ、砂、シートこれだけ必要になり、置く場所も必要です。
ご飯のお皿は、譲渡会のイベントでフリーマーケットもあったのでそこで買いました。活動資金になるようなので買いました。低すぎると吐き戻しの原因と聞いたので、台座もセットで買いました。
休まるところが必要と思ったので、ベッドはホームセンターで買いました。ヒーターは借りました。
この時点で2〜3万円です。
フードは、たくさん種類があるので初めは譲渡会の人に教えてもらった数日分はもらえるならもらっておきましょう。
何度も言いますが、これは別に譲渡会から借りて、譲渡決定時に購入でもOKです。
どっちにしろ、万単位でお金はかかります。
最後に
実は、かっぱ先生が最後にしたかったことがあって、それが達成できたんですけど、
それが、預かり主さんと話をすることです。
いわば育ての親、その人にあいさつもせずにトライアルは、ちょっと筋を通せていないと思いました。
とても穏やかなジェントルマンで、一言
「いやあ、よかった。本当によかった。」
と言いながらもーちゃんをなでる姿が印象的でした。
本当は一緒に暮らしたかった猫としばらくの別れです。その日は11月にしては穏やかな天気で柔らかい日差しを背景ににこやかに済ませるお別れは自分の胸にぐっときました。
そういう思いを知ることが、命を預かる責任を育てることになると学びました。
命を預かる責任は、初めからあるのではなく少しずつ自分の中で育っていくもの。
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