みなさん、おはようございます。今日も１日頑張っていきましょう🌟
JN（ヨーヨーの全国大会）のシード選手の情報を少しでも取り入れて、JN観戦を楽しんでいきましょう！
ヨーヨーの大会って何？
どんな選手が出るの？
初めてJN観戦するよって人に向けて、部門別にシード選手を紹介していきます。
私と一緒におさらいしていきましょう！
今年のJL24１Ａ優勝選手のフリースタイルを細かく分析している記事になります。深く楽しみたい人はこちらもどうぞ。
tricklabさんの有料記事になりますが、ヨーヨーの公式大会に対する理解を深めたい方には良い記事となっております。
大会概要
JN24(全国大会)
JYYF JN24ページ
大会英名：Cloud Native Inc. Presents 2024 Japan National Yo-Yo Contest (JN24)
大会和名：クラウドネイティブプレゼンツ・2024年全日本ヨーヨー選手権大会
開催日： 2024年6月15日(土)-16日(日)
会場： 神奈川県横浜市「横浜市教育会館」
協力： 横浜市教育会館（リンク先は会場HP）
両日共に、オンライン配信がされます。
１日目
二日目
部門の概要
４Ａとは、ストリングをつけていない状態のヨーヨーで行う競技です。公式イメージカラーは緑です。
フリースタイル競技 演技ルール・審査基準 (2019-2024)
- ４Ａ部門（オフストリング）
ストリングに固定されていないヨーヨーを使用し、ヨーヨーとストリングが離れていることで可能となる動きを基本とするフリースタイル
（１つ以上のヨーヨーとストリングを使用し、ストリングはヨーヨーに固定せずその反対側を手に固定すること）
１つ以上のヨーヨーを使うので、二つのオフストリングヨーヨーで行う「ソロハム」という技をするプレイヤーもいます。
元々はディアボロの技のハムスターという技を一人で行うところから、ソロハムと呼ぶとどこかでみました。【出典元あったら教えてください。】
シード選手一覧、過去のフリースタイル動画
・Ａ部門決勝シード選手は６名
・準決勝からの４名（１Ａは１０名）を含めて １０名（１Ａは１６名）で行われます。
・全国大会のチャンピオンには「日本チャンピオン」の称号が与えられます。
・日本代表選手として、夏に米国クリーブランドで開催される世界大会準決勝へのシード権が付与されます。
フリーを見て、自分が知っている知識と個人的感想を述べています。 間違い等あればお問合せフォームからお知らせください。
過去のフリースタイル動画は、JYYF公式Youtubeチャンネルから拝借します。(チャンネルページはこちら)
ウチダ ユウキ選手
WJチャンピオン。人に非ずGREATER DEAMON1
西の制空権。２０２１日本チャンピオン。
皆さんも見えましたね。悪魔の翼が。
２Aの技にデビルウィングという技があります。ビハインドのループなのですが、まさに４A版デビルウィングを名乗れるような技を、悪魔の名に相応しく多用します。
ヨーヨーが宙を舞っている間にアクロバティックな動きでキビキビとしたヨーヨーの動きに目を奪われた観客が多いはず。いや魂を抜かれているか。
あえて難しい取り方をすることでハイリスクな技に果敢に挑戦していきます。
彼の目には、西の空は在らず、全国の空に有り。
当然、西の制空権を掌握するだけでは、満足するわけもあらず。
日本の空を再創造しにきました。
オオイシ リョウ選手
CJチャンピオン。JapanTechnology所属。表現者。
JTの第一使徒。
もう美しすぎる。２０２０JNから彼のファンです。
フィギュアスケートの羽生結弦氏のファンであり、使用楽曲も同じように使うことがある。技の予備動作にフィギュアスケートのアクセル前のような動作を入れます。（やっている競技が４Aというのも不思議な因果です。2）
ゆったりとした曲、余白を十分に取る。そのため、公式大会のルールである「時間内に加点の多い技をたくさん決める」フリースタイルと真逆になります。
その分流れるパートでエレメントを多く入れ、音に印象のつくところで大きな一発技を入れる。
そのプレッシャーは想像を絶するものでしょう。
２０２０決勝から見ていますが、なかなか満足のいった表情を見られない選手でもあります。
今年のJNは彼の満足いった表情が見たい。そう思う１ファンであります。
タカダ ツバサ選手
EJチャンピオン。JapanTechnology所属。ボヨ神様。
JTの第二使徒
ヨーヨーはじめたての頃に、タカダ選手を教えてもらった時に、「ボヨ3のスピードが半端ない。」とお聞きしました。まあいうてもオフストの大きさでと思っていましたが、度肝抜かれたのを覚えています。
一度お話をさせていただいたことがあるのですが、ザ・理論派プレイヤーと感じました。（もしかしたら本人は感覚派というかもしれませんが。）
ヨーヨーのコントロール力がとても高く、一定の範囲内でヨーヨーを扱っている。ドロップしても、すぐに回収ができる。
ちなみに今年のEJでは、アイドルの楽曲を使い優勝し、そのことをポストした。ヨーヨー界隈の方々の目に留まり、ちょっとしたバズになりました。そのファンを納得させる演技をできるというのは、なかなかできないものです。楽曲に対する理解も高かったのでしょう。
ボヨ神様は突然に。今年のJNのパフォーマンスにも期待が高まります。
カツマタ タイヨウ選手
SJチャンピオン。JapanTechnology所属。JT爆発忍者
JTの第３使徒。
去年のJNから爆発した選手です。それまで２０２１、２０２２、なかなか技が決まりませんでした。
もちろん決勝に進出していますので、実力は素晴らしいものです。
そして２０２３JN、高いTEを獲得し、特別減点もなく３位を獲得しました。
JT４地区制覇がかかった大舞台でこのフリーです。素晴らしすぎる・・・。
そして、前回、大きな派手さはないと紹介しましたが、ごめんなさい訂正します。時々入る大技はもうやばい・・・。それだけ大技を構成に入れるということは、他の技で大きく崩れない安定した技術力があることの現れと思います。
今年のJNはどんなフリーになるのか・・・。爆発力に期待！！
ハシモト コウヨウ選手
NJチャンピオン。JapanTechnology所属。頂リベンジャー
JTの第４使徒
２０２３年のリベンジャー 二度目の挑戦です。
競技でありながら、観客を意識しなくてはならないのが競技ヨーヨーのフリースタイルです。その意図を汲んでいる選手の一人と言えるでしょう。
観客に与えるワクワク感、ドキドキ感、一体感といったパフォーマンス的な要素がとても強く感じます。見ている人が楽しめる。そんなフリースタイルをしてくれます。最後の決め技になるホリゾンタルの技は何度見てもハラハラします。
記事トップにある、tricklab.さんの記事ではWJの１A決勝を ナンバVSハシモトとし、競技ヨーヨーの熱さを存分に語っています。有料記事となりますが、ぜひ読んでみてください。
昨年は関西の夕方のローカル番組で取り上げられておりました。あんな緊張したステージの裏であんな爆笑ビデオ見ていたとは想像もつかない・・・。
昨年度はナカムラカオル選手を倒せず２位でした。真のリベンジなるか・・・。
ナカムラ カオル選手
２０２３年 空の支配者。C3yoyodesign所属。２匹の倉鼠を携し圧倒的破壊力
C3のオフストリングには、イワクラレイ、マスダショウタロウというレジェンドがいます。その後を追う選手です。そしてナカムラカオル選手を入れて３枚の分厚い岩となっています。むしろ壁といえます。
イワクラレイと同じくソロハム4の破壊力が半端ない選手です。もちろん１つのヨーヨーの時も通し方、ヨーヨーの取り方にいろんなバリエーションがあり、加点をゴリゴリ稼ぎ、そして失敗しない。
圧倒的技術力、ミスの少ないコントロール力。絶対的戦闘平衡力。
このフリーなまでみた時息詰まりました。ヨーヨーのベアリング音が聞こえる静かな環境。もう圧倒的なパフォーマンスで笑いまで出てくる人もいます。
１個でももう十分すぎるのに、２個目のヨーヨーを手に取った瞬間おきる歓声、高まる期待感。俺たちをどこまで連れて行ってくれるんだ ナカムラカオルは。
最後の挨拶のおどけ具合。もう最高ですよ。王者に相応しい貫禄。
一度オンラインの練習会でお会いしたことがあるのですが、動画通りの物腰の柔らかさでより正確なアドバイスでした。実はこの方のお影でソロハムができるようになりました。その説はお世話になりました。
３連覇のかかった大きな試合。果たしてどうなる？
最後に
・Ａ部門決勝シード選手は６名
・準決勝からの４名（１Ａは１０名）を含めて １０名（１Ａは１６名）で行われます。
・全国大会のチャンピオンには「日本チャンピオン」の称号が与えられます。
・日本代表選手として、夏に米国クリーブランドで開催される世界大会準決勝へのシード権が付与されます。
日本の競技ヨーヨーのてっぺんを決める大会の決勝シードたちです。
本当に恐ろしいレベルです。
全く自分の知識と語彙力のなさに嘆くばかりです。
２０２４年の頂上決戦楽しみにしていきましょう。
一体誰がチャンピオンの座を手にするのか、楽しみです。
- コンピューターゲーム Wizardlyに出てくる敵キャラクター。深層に出てくる敵で末見純氏がデザインしたイラストは国内でも人気が高い。バトルアクマという名を冠しているが、悪魔といえばグレーターデーモンでしょう。 ↩︎
- フィギュアスケートでは、４Aはクアドラプルアクセルのことを指す。現在のフィギュアスケートでアクセルでは最高回転数です。羽生結弦選手も現役時代は、大会で決めたと言われていますが着氷に納得がいっていないのはテレビでよく見たことでしょう。現在、アメリカのイリア・マリニン選手がバッチリ決め、世界選手権１位を獲得した。 ↩︎
- ボヨンボヨンのこと。オフストリングの場合は、ストリングから外れると横方向に飛んでいくため回収が難しい。ましてやタカダ選手の場合は高速で決めるため、よりリスクが上がる。 ↩︎
- オフストリングの技のジャンルの一つ。二つのオフストリングヨーヨーを操作する技。ディアボロのハムスターという技を一人でするため、ソロ ハム と呼ばれている。ヨーヨーマスターの長谷川さんが考案した。それから競技の世界で技が磨かれ今日に至る。 ↩︎
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